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アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい…
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ…
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運営しているクリエイター

#写真集

アジアに向けてどんな進化するエディットを行うか(その2)/一日一微発見466

香港アートブックフェアBOOKEDは、規模的には、TABF(東京アートブックフェア)の1/3ぐらいだけ…

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香港アートブックフェアで「進化する編集」について考える(その1)/一日一微発見465

香港の現代美術館Tai Kwan Contemporaryは、このあいだまでブルース・ナウマンの個展をやって…

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「流動体」としてのアートをキュレーションする。NEOTOKYOZINEの新作/一日一微発見409

コンテンポラリーアートの醍醐味は、それが既成の定義やジャンル分けや、解釈や文脈から「逸脱…

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割引あり

現代写真をめぐる回想と展望②/一日一微発見361

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アートブックの未来を切り拓く(Tokyo Art Book Fairにて)/一日一微発見347

この9月に、3年近くぶりにヨーロッパヘアートの旅にでかけることができた。 僕にとって海外の…

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ヴィヴィアン・サッセン/エマニエーレ・コッチャ 「Modern Alchemyモダンアルケミー」…

ヴィヴィアン・サッセン/エマニエーレ・コッチャ「Modern Alchemyモダンアルケミー」(JBE BOO…

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上田義彦の「鎮まる」を再び世に送り出す/一日一微発見317

何ができるのだろう。アートには? 90年代のことを思い出すと、そこは冷戦体制の解体期で、新自由主義が急速にのさばった時期だった。 その狂騒と世紀末の意識があいまってカウントダウンを生きていたように思う。 しかし、それは進歩史観の末路とはいえ、虚にしてもエネルギーがあった。 やってきた新世紀は、楽感的な期待を全く裏切り厄禍の時代だった。 入ってまず911という帝国とテロリストの惨劇から始まり、引き続くアメリカとタリバンの戦い。日本は東日本大震災と福島第1原発のメルトダウン、

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現在写真アートを切り拓く5人の新しい才能/一日一微発見312

7月1日から六本木のフジフィルムフォトサロンで「ARTBOOK INNOVATION 」展が始まる。日々、そ…

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港千尋の写真集『Across The Waters』の素晴らしさ/一日一微発見309

残念なことに港千尋さんの写真展は、会期が短く、タイミングが合わなくて、行くことができなか…

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成長性のあるプログラムのことを考える/一日一微発見182

もう数日で2020年が終わり、新しい年が始まる。年末の発表だとこの2週間ほどで、今ま…

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2020年代の才能について/一日一微発見169

僕が他の編集者やアートプロデューサーと異なるところがあるとすれば、「事前的」と…

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IN&OUT of TOKYO 19「丁寧に検証する日々・東京とサヴァイヴァルの“今”」/一日…

朝。横浜のランドマークにあるFUJI XEROXに到着。 ここにきたのは、本当に久しぶり。鈴木親…

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鈴木親の新しい写真集を編集する:東京09/一日一微発見109

写真と都市は「双子」だ。 写真の発展や変化は、都市性(アーバニティ)とともにある。 だから…

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「呪われた編集者」ウォルター・ケラーのことを考える/一日一微発見061

オンラインサロン「スーパースクールオンライン進化する編集」内で毎月1本公開している動画のシリーズ「進化する編集ENDLESS NOTE」では、「編集の可能性」ということで、普通の意味では編集者でない人の中にある編集力をとりあげている。 もちろん、ロベール・デルピールやダイアナ・ブリーランドなどの名編集者はとりあげているのだが、逆に数少ない。