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アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい…
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ…
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2023年7月の記事一覧

「人類のアートと宇宙のモラル」蔡國強における「アート思考」を考える/一日一微発見3…

国立新美術館で開催中の蔡國強の展覧会「宇宙遊 <原初火球〉から始まる」は、近年行なわれた…

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ハイパーピクチャーズ①なぜ今、「絵画」についての考えをシフトしなくてはならないの…

さて、今から断続的に書き綴られるのは「絵画」と「写真」をめぐる試論である。 写真が生み出…

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写真は今、どのような異物なのか?(NACCラストショー横田大輔展)/一日一微発見387

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日本の美術をアップデートする⑦「民芸」はもう終わっているのか?/一日一微発見386

性懲りもなく「民芸」の展覧会を見に、大阪の中之島美術館へ行ってしまった。 「性懲りもなく…

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裸の眼で見る④アンリ・マティスがヴァンスの礼拝堂で到達したこと/一日一微発見385

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写真は人間の矛盾をどうとらえるか(エドワード・バーティンスキーのこと)/一日一微発…

アートの旅の面白いところは、予期せぬ展覧会に遭遇して、頭の中や眼がリセットされることだ。…

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旅の終わりに思うこと(次なる始まり)/一日一微発見383

今、マドリッドから飛行機にのってきて、ドバイでトランジットへ。今は、夜中の12時35分ぐらい。着陸直前に思いついて、これを書き出した。 座席前のモニターには接近してくる夜中の滑走路が映し出されていて、ところどころに光が点滅している。前の座席の人の別のモニターでは道路や家がみえる。 闇と光。飛行機は誘導され滑走路に入る。ゲームのよう。おっと、無事に着陸。 着陸したあと、TS4というゲートを探して、信じられない長い道のり移動の始まり。珍道中。エレベーターを何回も上下し、連絡トレ

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