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アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい…
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ…
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2020年11月の記事一覧

IN&OUT of TOKYO25「新しい時代が、新しい写真から始まるということ」/一日一微発見…

久しぶりに「東京」について書いておこうと思う。 東京についての「予感」のようなものは、…

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人生はコラージュ/一日一微発見173

『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』を読み終えた。 実に圧巻の人生ドラマが、記述されてい…

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石岡瑛子には死はない/一日一微発見172

さて前回の続きである。 東京都現代美術館での石岡展のことについて書きたいと思う。 僕…

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石岡瑛子展の内覧に行く・タイムレスということ/一日一微発見171

さっき見てきた。 真っ先に今思うことは、石岡さんのやった事は「死んでいない」「古くなっ…

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発想はどこからやってくるのか/一日一微発見170

たとえ、どんなにたくさんの書物を読んだからといって、異国を旅したからといって、よいア…

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2020年代の才能について/一日一微発見169

僕が他の編集者やアートプロデューサーと異なるところがあるとすれば、「事前的」と…

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割れた鏡が導く/一日一微発見168

ヨーロッパでは、スペインもフランスもベルギーもスイスもふたたび、コロナが猛威をふるっている。 次々に都市はロックダウンに追い込まれている。 これを書いている今日は、アメリカ大統領選の開票中で、バイデンが過半数にリーチをかけているが、トランプは根拠もないのに最高裁への訴訟をしかけていて、まったく先は見えない膠着状態にある。 アメリカの地図は、ジャスパー・ジョーンズが描いた地図のようにはエレガントなものではなく、嫌なぐらい明確に赤と青に塗り分

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五木田智央くんと絵の話をする/一日一微発見167

「画家」というものは、「特別なものだ」と思うようになった。 アートは時代の変化とともに…

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