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不安と憤怒。日本人がもっとも表現できない感情を今こそ爆発させる時
昨日の令和哲学カフェでのWHT(Widening Heart Technology)というコミュニケーション技術を使ったディスカッション。
余韻が朝のプロジェクトミーティングでも話題になる。
昨日のテーマ
この現実が騙す/騙されるゲームであるなら人間は、何を知るべきか(Know)、何をするべきか(Do)、何を希望すべきか(Hope)。
このディスカッションとWHTを通して
日本人は本当に曖昧にさせ、作り笑顔をし、建前を増長させ、感情をマヒさせて雰囲気だけで集団や生産性を作ろうとしてきたんだなーと感じる。
戦後の日本、わたしたちの親、祖父祖母の世代は
まさか日本が負けるとは思わず一億総特効ですべてを天皇を中心に没入して戦った。
その結果、親を失い、子どもを失い、家族を失い、家を失い、財産を失い、故郷を失いすべてを失った。失ったものがない人などいないほどに失った。
さらに原爆が落とされた(戦争犯罪)国にも関わらず、
東京裁判では日本は犯罪国家だと決めつけられ
アメリカの傘下になる道しか残されなかった。
日本は悔しくて悔しくてたまらなかった世界がある。
しかし日本人の強くねばり強い精神は
すべてを受け入れるために様々に巡る考えや感情を切り捨ててとにかくがんばった。
私たちの祖先、先人、親、祖父母はとにかくモノを作ること、経済を成長させることをがんばった。
人間としての悔しさ悲しさやるせなさ、たくさんの感情は切り捨て、モノを作った。
その結果Made in japanはブランドになり
日本は経済的にも成長した。
そんな親たちを見てきた私たち子ども世代は
どうなったかというと
すべてが曖昧、考え方がわからない、クリエイティブよりマニュアルに従うのが楽、それしかできない
マニュアルがないと動けないマニュアル人間
感情は外に出さない
そのうち、何を感じてるのかもわからないほどのマヒ。
鎮痛剤をうつ(マヒさせる)ための教育制度
自分の意見を言え、感情を解放しろ
ありのままでいいんだ
なんて言われてももう表現することが不可能なくらい
曖昧で建前で作り笑いしかできなくなってしまった。
わたしは何を感じてるの?
わたしはなにをいいたいの?
わたしは何を、、、?
本当に表現してもいい段階になってもありのままを表現する、尊厳を爆発させることが不可能な状態になってしまった。
わたしは昨日のWHTを通してそれを痛感しました。
出演者だけのはなしではなく、むしろ彼らは日本人を代表して日本の姿を見せてくれている。
そして令和哲学者NohJesu氏が言っていたこと。
憤怒
不安
ガラスの瓶の中の鳥は
憤怒と不安を感じることすらできないんだよ。と。
しかしガラスの瓶の中の鳥が自由になるには
憤怒と不安
それを爆発させることが必要だ!と。
その憤怒によって
本当の世界を知りたい!
わたしは、こんなもんじゃない!
人間はこんなもんじゃない!
と真実を知ることを希求するパワーが生まれる
とおっしゃっていた。
本当にもうニセモノは通用しない時代に突入した。
ニセモノの作り笑いでその場をなんとかしのぐコミュニケーションでは立ちゆかない。
自分の意見をはっきり言えなければ存在できない。
誰かに合わせたり依存したりなんとなく笑ってれば幸せ
なんて世界は終わったな
と痛感する。
今後世界はニセモノは許さない流れになってくると思う。日本人が美徳とした曖昧な世界なんて簡単にAIにとって変わられてしまう。
ユーヴァルノアハラリ氏が名著『ホモデウス』のなかで言う『無用者階級』に人間はなっていくんだなと感じる。
だからこそ。
今こそ。
人間にしかできない
憤怒の爆発を。尊厳の爆発を。言いたいことはいおう!空気読まなくていいから。
みんな各々の怒り、悲しみ、喜び
すべて無限大表現しあっていこうー!
そんな風に感じたのでした(*^^*)
ではまた。
※わたしも運営に携わっている令和哲学カフェは
平日毎日21:00~22:30 zoom、YouTubeにてオンラインで無料開催。
詳細は→
https://reiwaphilosophy.com/rpcschedules/
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