全国統一小学生テスト:間違えると悔しい、悔しいから泣く、それでも自分の力で最後までやり直しをしたい

11月3日は全国統一小学生テスト。数年前からCMでその存在は知っていた。

今夏、小学1年生になった息子は、すでに英検受験の経験はあるものの、学校以外で受けるテストの経験はなかったので試しに受験。

試験後彼が言ったのは確か「算数は結構できた!」だった。

しかし返ってきた結果は国語のほうがよかった。

人間そんなもの。自己評価が高い部分と、他人からの評価が高い部分って時々食い違う。


負けず嫌いの息子にとっては「超えられなくはないけれど背伸びしないと超えられないハードル」的存在のような印象があったので今秋も受験することに。

結構前に申し込んだはずなのだけど、受験票と対策プリントが届いたのは前々日の金曜日。とりあえずやっとくかーということで体を使う習い事が続く土曜日(しかもインフル予防接種翌日で体力的にもいつもよりハードルが高かったように思う)の夜に一緒にやってみた。

算数。10の位、と1の位、という文章に「???」だったが何度か練習問題を出したら理解。

国語。「こんにちは」の「は」と、文章読解の「考えてまとめましょう」でつまづく。そうか、保育園ではずっと「Hello」や「Good Morning」だったから「こんにちは」は見慣れていなかったか・・・きっと国語の教科書や、教室のどこかで見かけていたはずだが、人間意識してみないと覚えない。うん。息子ごめん。

文章題のほうが説明が厄介で、彼なりに文章の中からエッセンスは抜き出してきているのだけど、AとBのエッセンスをつなげるとパーフェクト回答のところ、Bのみを引っ張ってきていたので解説・・・ここから1時間半を要する長期戦になるとは誰も予想しなかった・・・

何にそんなに時間がかかったかというと、負けず嫌いのためそもそも間違えたことが悔しくて泣く→別の問題で母が「再び考えさせる」ことをせず(泣いてたし夜もそこそこ更けていたため)答えをそのまま導き出すような質問をしてしまったので「僕に考えさせてくれなかった」と泣く→泣くならもうやらなくていいよ→やる、やりたいんだけど悔しいから泣いちゃう→泣き止むまで待つ→なんでママ教えてくれないの僕ちゃんと問題やりたい(まだ泣いてる)→・・・・

つまり、ちゃんと解きたいんだけどうまく心の整理がすぐにはできなかったと。

そして私が過去に彼にかけていた何気ない言葉が彼の自己肯定感を削いでしまっていたこともわかり、母猛省。

なんだかんだと1時間半泣き、話し合い、最後は全ての解答欄を自力で埋めなおし、終了。パパには内緒ねって夜には食べないおやつを少し。

その後、昨日飾りつけをしたばかりのクリスマスツリーを点灯し、チカチカ輝くライトをぼーっと5分ほど見つめて心が落ち着いたのか就寝・・・からの今朝は「あたまがよくなるから」と納豆ごはんを食べて試験に行った。夜はラーメンを食べるのだと。はいはい作りますよ、ラーメン。角煮も準備しときますね・・

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勉強を頑張るのは本人。でも、親は何もしなくていいわけではないし、親の声かけ、フォローによって結果が大きくことなってくる「1°の変化」をまざまざと体感させられた。以降、これまで以上に子どもとの接し方を考えたい。