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『「物語」の見つけ方』を読んで:2022年の抱負に当てはめて考えてみた

あけましておめでとうございます。未来ストーリー作家の蒼樹唯恭です。

年末の数日で、たちばなやすひとさんの『「物語」の見つけ方』を読みました。

もともとnoteのイベントで本書を知った私。イベント自体には参加できなかったのですが、タイトルに「物語」と入っていたため気になって購入しました。

2022年はもっと未来ストーリー作家として活動していきたいと思っているので、その勉強になればと考えたのです。

読後の感想と「CQ」

ここからは、本書を読んだ感想です。

今まで自分が感じていた・考えていたことが文章になっていて、「そうそう!」「これ、私がやりたいこと!」と静かに興奮しました。

この本のサブタイトルは、「夢中になれる人生を描く思考法」。そう、この本は物語の作り方ではなく、物語の作り方を人生にどう生かしていくかについて書かれています。

そこに繰り返し出て来る「CQ(=セントラル・クエスチョン)」に、私は心惹かれました。

「CQ【セントラル・クエスチョン】:(ドラマや映画などの物語において)何に期待して見ればいいかを指し示す

『「物語」の見つけ方』p.57

<CQの例>
「主人公は迷宮の謎を解き、宝物を手に入れることができるだろうか?」
「果たして二人は無事に結ばれるだろうか?」

『「物語」の見つけ方』p.56


CQには外的CQ内的CQがあり、

外的CQ:自分の外側にある具体的な目標に対して、成し遂げられるかどうか

内的CQ:心の奥底で思っている目的や課題を達成できるかどうか

『「物語」の見つけ方』p.125

を表していると定義されています。

このCQについてより深く理解するため、私の新年の抱負に当てはめて考えてみました。

CQと2022年の抱負

私の新年の抱負は、「未来ストーリー作家としての活動を増やす」。これをCQ的に言うと、

外的CQ:蒼樹は未来ストーリー作家の活動を増やせるのか?


この外的CQをもっと掘り下げてみると、

・創作活動を仕事につなげたい
・自己表現したい

という思いが出てきました。これをCQ的に言うと、

内的CQ:蒼樹は自己表現しながら創作活動を仕事につなげられるのか?

になります。

そして、この内的CQは本書で以後出てくる「世界観」という考え方により、もっともっと掘り下げられるのです。

CQを生み出す「世界観」

『「物語」の見つけ方』の後半で、外的・内的CQはその人が持つ「世界観」から生み出されると書かれています。

世界観:世界とはこういうものだ、その中で人はこう生きるものだという、世界・人生に対する見方。転じて「自分にとっての理想の世界像」。

『「物語」の見つけ方』p.254,256

私の場合、note記事「好きなものを、好きと言いたい」にも繋がるのですが、誰かが誰かをバカにしなくても幸せでいられるような世界が理想です。

自分のことを素直に書いて、表現してもバカにされない。
バカにしなくても、心に余裕がありハッピーでいられる世界。

そんな世界を私は自分の世界観として意識し、今年を過ごしてみようと思います。


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