ホワイトデーとサカナ
書きたいことがいっぱいあるのですが、忙しくてなかなか記事を書く時間がありません。JICAに依頼されている原稿やら提出物やら、3月末までに提出しないといけないものがたくさんあるのですが進んでいません。今週末TOEICなのに先週は3日も勉強をサボりました。笑
今年のホワイトデーはお返しに"お魚"をもらいました。笑 もちろんお魚だけではありませんが、後にも先にもホワイトデーにお魚をもらったのは初めてです。笑 日本に帰ってから気づけば「お魚、お魚」とばかり言っているからでしょう。ちなみに、私のバレンタインチョコは毎年GODIVAです。
そんな話は置いといて、お魚について話したいと思います。私はグアテマラに1年住んでいました。グアテマラは海に面している国ですが私の住んでいた場所はど真ん中の内陸。ということでお魚料理はメジャーでありません。私はホームステイ先のママに3食作ってもらっていたのですが、魚が出たのは実に1年滞在して3回でした。そもそも、私の住んでいた地域の人は魚が好きではないので魚を食べません。日本食を作ったことも何度かあったのですが、"だしの素"を使った料理は不人気でした。あれ魚が原料ですもんね。ただ、魚が全くないわけではなく、市場に行くとどこで獲ったのかよく分からない魚がその辺に並べて売られています。笑
日本では何を食べるのと言われてお魚を食べるよと話していたからか、親戚がお魚を分けてくれていました。こちらがグアテマラのママ作のお魚ランチです。
焼き魚というより、シーズニングをかけて揚げるという感じで、私は現地で買ったキッコーマンのお醤油をつけて食べていました。どこのお魚か分からないので、少々不安はあったのですが、ほとんどお魚は食べられなかったのでお魚が出た時は嬉しかったです。
ただ、グアテマラ全地域で魚を食べないというわけではなく、首都や観光地の日本食店では食べられます。
しかし、日本食屋さんは観光地などにあるので、そこに行くには何時間もかかるので行けたのは1年で3〜5回程度だったでしょうか。というわけで私はすごく"魚シック"になったのです。やっぱ日本人だなと思いました。これから先海外に住みたいし、住む可能性も高いだろうけれど、日本食が毎日食べられないという問題はとても大きいですね。
グアテマラにいるとほとんど毎日お肉を食べる生活で、正直体に良くないなと思いました。野菜もほとんど取らない環境で、日本にいた時にはほとんど野菜を取らなかった私が毎日野菜を欲していました。そんな生活を経て、食の大切さをすごく考えるようになりました。1日3食、それが毎日続くわけで、食事によって人の体は随分変わります。こんな高性能な人間を食事というガソリンが動かしているのです。そう考えると少しでも体に良いものを摂りたいですよね。
ただ、今日体によくない物を食べたからといってすぐに体に現れるわけではありません。そして、例えば何か病気になったからといって、それは「これを食べたせいです」という物でもありません。長期的な積み重ねにより体に何らかの影響が出てくるのです。「タバコを吸っているから肺がんになりやすい」というように、肉ばかり食べているから◯◯になるという断定的なものでもありません。もちろん癌のリスク因子として食事が関係しているものもありますが、要因の一つであり決定打とはいえません。そういうわけでなかなか健康に良い食事を摂るということは難しく、食事を大切にできない人も多いと思います。だからこそ、例えば食事に関するワークショップをして、食事の大切さを伝えようとしても伝わらないのですよね。今その食生活をしていることで何かに困っているわけではないから。
ただ私自身はグアテマラに行ったことで食事について考える機会となり、食べ物についてもっと勉強してみたいと思うようになりました。これまではレシピを調べて作るだけでしたが、今後はただレシピを調べるのではなく、より栄養素を摂れる調理の仕方、栄養バランスなど、そういうのもこれから勉強したいなと思います。