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『秘密!!アイデアがあふれる方法』

昨今、社会で生きていく為には各々に合った仕事でのアイデアが湧くがどうかが大きな鍵であるというのは、もはや極意を通りすぎ常識化としている。これは仕事だけでなく学生生活や主婦層にもいえる事である。
そのアイデアがいとも簡単に湧く方法が存在するのだ。

世の中というものは、何かをひとつ知ってるか知らないかで切り開かれるか塞がれるかその先の生活を二分する。
方法ひとつ分かれば人生が見違えるように変わるのである。

ここから先、申し訳ないがほんの少しだけ有料料金をいただけたら幸いと思っている次第である。それには理由があって、財に替わる情報は貴重であるから少額でも設定しなさいと注意を受けたのと、しゃっくりの件があるからである。

先日、道で売ってるお弁当屋さんへ、250円の白身魚のお弁当を買いに250円握りしめて行ったら売り切れていて、しゃっくりが出るほど泣いたからだ。
平積みされたお弁当を長時間見たらそのまま帰るわけにもいかないので、人は絶対泣く。
どうする事もできず、沈黙したまま時間が経過し、300円からしかないお弁当を再確認した瞬間、口元がへの字になりそのまま泣いた。

なので、以下は有料設定とさせていただきたい。
わたしが欠いていた分だけでいいので、よろしくお願いいたしたい次第である。

(以下、有料)
-------------------[50円]---------------------

これまでできた事はないが、慎重にやったので今回は設定できていると信じている。

人間の脳は、ほぼ脂質の塊の中に多くのニューロンやシナプスという電気信号を媒介させる物質を有した器官である。
五感で取り入れた刺激を、一旦、海馬という部分に貯蓄し徐々に大脳皮質へと移行させていく事によりそれが潜在的な、または表面的な長期記憶となる。
基本、出力は入力がなければ発動しない。脳もまたコンピューターのように同じ仕組みである。ただ、記憶という入力電気信号をブロックのように解体し組み直す事によって独自のアイデアとなる。
基本そのようなものだが、DNAに眠る太古からの潜在意識、生まれもった素材もこれに関わってくる。つまりは料理のように化学反応的なものを起こしながら出力されるところが機械とは違う大きな点だ。
しかしだ、実は人間には更にそれを凌駕する要素が存在する。
いわゆるスピリチュアルといわれてるもので、何らかの未知なる、現代科学では解明されてない元素や素粒子を作成した存在からの受信信号である。
実は物事は0から生まれるのだ。
実際、我々生命を構築する素粒子が0から誕生したように。

わたしは、よく近所の小学生たちと遊んでいる。
ある日、大人たちが近づくなと言っている隣り町にある山へ行った。
そこで、出会ったのだ。叡智の塊である老人に。
わたしたちは、その老人を仙人と呼んでいる。
白髪に白い長い髭、白い衣類たった一つだけ身に纏い、その見てくれから仙人以外に呼びようがない出で立ちである。
ただ、気になる事といえば、よく絵本などに出てくる仙人のように木でできた細い棍棒のようなぼこぼこの杖を持っていないというところである。

わたしはそれが気になって、その木製仙人杖に似ているお菓子チートスをそっと杖のように持たしておいたりしている。「持っておいてください」そう言うが、しばらくしたら食べてしまうので、またチートスを持たす。しばらくしてまた食べてしまうので、またチートスを持たす。その繰り返しだ。
あまりそのやり取りをして、仙人の着ているただそれしか身に付けていない一張羅がチーズパウダーで汚れてはいけないのでよきところでやめている。
白いブリーフは汚れが目立つからだ。

その仙人から習ったのである。
“アイデアがあふれ出る方法”を。
実際、仙人はアイデアが凄くて、例えば、髭。その胸元まで長く生えた白い髭を口にくわえて、我々の前で「そーめんだぞー」とやる。もう、これには、わたしと小学生たちは大喜びで2時間はそれだけで遊べる。引っ張っても怒らないが、我慢ができなくなってすすろうとしたらけっこう怒るので気を付けなければならない。

その仙人から習ったのだ。
“アイデアがあふれる方法”を。

その方法というのが一休宗純を参考にするというのだ。皆が知っている、あの一休さんを。
アニメ一休さんはYouTubeで見たことある。確かに「チーン」の閃きの音と共に様々なアイデアを生み出している。

仙人が言う。
「例えば、お母さんに一人でお留守番してなさいと言われて、おうちに一人でいたとしよう。その時に我慢ができず戸棚にある味付け乾燥海苔を全部食べてしまった。お母さんが帰ってきたら、これはお菓子ではない!と怒られるのは目にみえている。さあ、どうする?」

わたしと小学生たちは答えられない。

そこで、仙人は落ちていた棒っ切れを持ち小学生の一人に渡し、「コッ、コッ、 コッコッコッ」このリズムで仙人の頭を叩けと言う。
言われた通り小学生は棒っ切れで仙人の頭を叩く。

コッ、コッ、 コッコッコッ、

「チーン!」
仙人が言った。チーンの瞬間は白目だ。
「おやつの時間だったのに!」

おおおお~と辺りに歓声が湧きあがる。こんなベストアンサーはない。おやつの時間と言われてしまえばお母さんも返す言葉はないだろう。
こんなにも、簡単に最上のアイデアが出る方法があったとは驚きである!

仙人が言うには、棒などで頭を叩く事で脳を刺激し最善のアイデアが生まれるとの事だ。
仙人が続ける。
「今日はみんなと一緒に難しい問題を解決していこうと思う」
わたしたちは仙人の前で体育座りで固唾を飲みながら話を聞いていた。
仙人が難解な問題を出してきた。

「ある会社で、新入社員がふとした過ちで社長の乗っているベンツのボンネットの先に付いたエンブレムを折ってしまった。さあどうする?」

仙人が棒で自分の頭を叩こうとした瞬間、わたしは右手を上げていた。
「はい、はいはい、はーい!」
わたしにやらせてください、仙人にそう申し出た。
棒で叩く方ではなく、答える方を。

わたしは、仙人と位置を入れ替わり小学生に棒をもたせ、あぐらをかき座った。
準備はいいかと、仙人は言った。
「はい!」
座禅を組むように座り仙人の問題を待つ。
仙人が問題を出す。
「ある会社で、新入社員がふとした過ちで社長の乗っているベンツのボンネットの先に付いたエンブレムを折ってしまった。さあどうする?」

小学生がわたしの頭を、小麦を延ばす麺棒のような軽い棒で叩く。


コッ、コッ、 コッコッコッ、

チーン☆

「代わりに棒つきキャンディーを付ける!」

チーンの瞬間、白目になる事も忘れない。
しかし、仙人は首を横に振っている。
仙人は言う。それでは部長や課長が舐めてしまって棒だけになってしまうではないかと。社長クラスならまだしも、部長とか課長はアメを見ると我慢ができないと。
まだまだだった。やはり、仙人のように秀逸な問題解決アイデアはすぐには出てこない。
ふと、気付いた。
もしかして、刺激が足りなかったのではないかと。
わたしは、近くに落ちている重くて硬い木を拾い、叩き係りの小学生に渡した。
「これでお願いします!」
もう、一度、仙人に問題を言ってもらう。

「ある会社で、新入社員がふとした過ちで社長の乗っているベンツのボンネットの先に付いたエンブレムを折ってしまった。さあどうする?」

ガッ、ガッ、 ガッガッガッ、

チーン☆

「代わりにシルバニアファミリーのネコをくっつける!」

痛い。
しかし、脳への刺激は充分であろう。
さっきよりいい解決法が出た。
しかし、仙人は首を横に振っている。社長が自分の車をジャガーと間違って車検の時にジャガーのタイヤを注文したらどうするかとの事だ。もちろんタイヤははまるはずはなく、あげくホイルだけで公道を走る事になり摩擦で火花を散らす事になると、バックトゥザフューチャーの車のようにタイムスリップしてしまう可能性があるからにして、社長がいなくなった会社は誰が経営すればいいのかとの事だ。

わたしは、辺りを見渡した。
仙人が近々ログハウスを建てようとして、ふもとから持ってきた角材が目に入った。

2m程の角材を小学生二人に持ってもらう。
振りかざすのは無理なので前と後ろで角材を持ってもらって、それを二人で突くようにして頭を刺激するように指示した。
「これでお願いします!」
仙人が問題を言う。

「ある会社で、新入社員がふとした過ちで社長の乗っているベンツのボンネットの先に付いたエンブレムを折ってしまった。さあどうする?」
小学生二人が一本の角材でわたしの頭を思い切り突く。

ゴスッ、ゴスッ、 ガスッゴスッゴスッ、

ヂーン☆

「ヒップホップ!」

血ィが出た。
フラフラもする。
ものすごく痛い。
おそらく6年生にやってもらったからだ。6年生は力が強い。
折れたエンブレムでヒップホップ調のネックレスを作り課長にプレゼントする、と言おうとしたのだが衝撃で口からヒップホップしか出なかった。
しかし、それを言ったとして仙人は首を縦に振ってはくれなかったであろう。
刺激が足りないのだ。
わたしは、辺りを見渡し、伐採されたばかりの長さ8m程の太い丸太を指定した。

小学生7人とプラス仙人が力を合わせその丸太を持ち、
除夜の鐘のようにわたしの頭を突くのだ!

座禅を組み、

「スタンバイオッケー!」
わたしが言うと、

丸太を持つ皆は
「ラジャー!ヒーロー隊員!」
と叫ぶ。

仙人が丸太を持ちながら叫ぶ。
「エンブレム!!どうする!!?」


丸太を構えたみんなが、声を合わせて言う。

「せーの…」

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エンディングテーマ

『モンキーマジック』
歌:ゴダイゴ


Born from an egg on a mountain top

The punkiest monkey that ever popped



He knew every magic trick under the sun

to tease the Gods and everyone and have some fun

(さあ!サビはみんなで歌おう!)



モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

(歌を知らない人も、
モンキーマ~ジックって、言うだけで楽しくなるよ☆
さん、はいっ☆)


モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

(電車で読んでるあなたも、

 ベッドで横になりながら読んでるあなたも、

 会社で読んでるあなたも、

 学校で読んでるあなたも、

 座って読んでるあなたも、

 みんなで、歌いましょう☆)


モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

(おさるさんのように!

 楽しいね☆)

(わたしは、書きながら歌ってる。
 ソファーでジャンプしながら☆)


モンキーマ~ジック


モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

(みんなで一緒に、歌おう☆)


モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

モンキーマ~ジック

(さあ、最後だよ。みんな一緒に!☆)


モンキーマ~ジック


モンキーマ~ジック


モンキーマ~ジック

(最後はみんな大きな声で!☆)

モン。キー、マ~ジック!!!!!

ヤーーー!!!!!
みんな仲間だ!!☆

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いちごちゃん
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