地域で若手を育てる側に
「地域で活動したい」と希望する若手に、そのためのフィールドを作ってあげたい。と最近とてもよく思います。
就職活動中のうちのインターン生も、八戸で就職先を探しています。東京の大学に進学したけど、4年間のうち半分がリモート授業で、八戸の自宅から授業を受けていました。その間にインターンに参加したり、この地域で様々な活動に参加しながら、たくさん悩んで決めたそうです。
20代をちゃらんぽらんに過ごした私は、30代になってからちゃんと仕事をすることを覚えました。35歳で八戸にUターンして、たくさんの出会いと機会をもらって、今があります。Uターンして自分だけで普通に転職活動していたら、きっとこうはならなかったでしょう。
コーディネーターという仕事に就いて9年。世の中的に言っても40歳は立派な中堅ですが、自分はまだまだだな…と思うことばかりです。それでも自分にできることを精いっぱいやっていくだけだし、最低限「自分が受けた恩を次の世代に送りたい」と思っています。
コーディネーターという仕事に興味を持ってくれたり、ローカルに目を向ける若い世代も増えてきました。今は、私たちの次の世代をこの地で育てることが、これからの自分の役割かなと思っています。