本が無性に買いたくなった
小さい頃から、本を読むのは好きだった。でもその頃は「趣味は読書です。」と言えば、清楚な文学少女みたいなイメージがあった。だから、言えなかった。
私の場合、いわゆる文学作品と呼ばれる類には関心なかった。赤川次郎とか横溝正史とかアガサクリスティー推理ものが好きだった。横溝正史なんかは、映像化されたものがたくさんあったが、私の中でできあがった貧相な「金田一耕助」像とギャップがあり、(耕助役された役者さん、みなさん立派な風貌な方ばかりなんですよね)あまり馴染めなかった。それに横溝正