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ichieの日常

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記事一覧

本が無性に買いたくなった

小さい頃から、本を読むのは好きだった。でもその頃は「趣味は読書です。」と言えば、清楚な文学少女みたいなイメージがあった。だから、言えなかった。 私の場合、いわゆる文学作品と呼ばれる類には関心なかった。赤川次郎とか横溝正史とかアガサクリスティー推理ものが好きだった。横溝正史なんかは、映像化されたものがたくさんあったが、私の中でできあがった貧相な「金田一耕助」像とギャップがあり、(耕助役された役者さん、みなさん立派な風貌な方ばかりなんですよね)あまり馴染めなかった。それに横溝正

母親からほったらかされたという傷

おととしの年末、およそ25年ぶりに、日本に戻ってきた。そして両親との同居が始まった。物心がついてから、こんなに両親と時間を共にしたことは、ないかもしれない。これまで2年間、一番辛かったのは、母との関係だった。 以前記事にも書いたが、母親と私は合わない。というか、きっと私が合わせたくないのだ。 うちの母は、母性はあるにあるようだが、それを見せてこない人だった。幼い頃、母親との「楽しかった」と思える思い出はないし、ほったらかされたという感覚がある。きっと彼女は自分ができる範囲で

生活の変化

明けましておめでとうございます。そして、お久しぶりです。 最後の記事を見たら2年以上も前で、びっくりしました。そんなにもなるんだなと。 その間、私の生活はガラリと変わりました。今年50になるのですが、これって、人生の新たなステージへ一歩踏み出したってところなんでしょうか。 そんな変化の中で、noteを含めたSNSからも遠ざかっていました。なにか「自分」を出すことが億劫になり、次第に「外」に対する関心もなくなっていました。 でも、ここ最近また「外」に出たくなりはじめました

「週一更新」から「気まま更新」へ~その心は?

 にします^^というのには、こんな理由がありまして、、、  「アウトプット」したいという強い欲求が無くなってしまったってこと。  noteを始めた頃のことを振り返ってみます。その頃というと、仕事が一段落し、それまでの韓国生活を振り返ってみたい思いとそれを他の人に伝えたいという思いが、とっ~~~~ても強かったんです。  在韓自分史としてきちんとまとめたいという欲求。プラス(できれば)日本人が知っているようで知らない韓国を伝えることで、誤解や思い込みを解く、とっかかりになってく

kounenki 突入した話&最近始めたこと

去年、こんな記事を書いた。  仕事をやめた直後のお話だ。時間ができたら何をしようか云々。「頑張ること」が普通になってしまい、肩の力を抜くことができない云々。さて、この記事を書いてから、ほぼ一年経つ。今の私はどうなっているのか?  実はここ一年で、「私」がずいぶんと変わった。精神的な面よりも、肉体的な面でだ。数年前から、些細なことで烈火のごとくイライラっとなることが増えてきた。これって、あの「更年期」ってやつかな?とは薄々感づいていたのだが、肉体的な症状は感じられなかったの

ちゃんぽん食べさるく長崎人

 2週間ほど長崎の実家に帰省しており、昨日韓国に戻ってきました。先週先々週と「長崎編」をお伝えしてきましたが、今週は「長崎ちゃんぽん」というテーマを韓国人にからめて、お話したいと思います。 韓国人の「長崎ちゃんぽん」愛 ここ韓国にて「長崎から来ました」と伝えると、「ちゃんぽん!!!」という反応が90%の確率で戻ってきます。そのくらい、韓国における「長崎ちゃんぽん」のネームバリューは大きいです。日本だと「長崎の食」といえば「カステラ」を思いつく人も多いのでしょうが、韓国では「

長崎 孤独のオバちゃんグルメ~昔のまんまだったJamにて

 長崎に来てます。毎日noteに向かうよう習慣づけていましたが、只今お休み中。実家に来ると、高齢の親が一人娘と話したがるため^^親子のコミュニケーションに時間を使っています。    今週も、長崎編をサラッとお送りします。 昔懐かしいお店に行った 私が長崎に来るたび、コロナが猛威をふるうようです(笑)。いろいろと変化した長崎を旅ってみたいのですが、高齢の親のことを思うと、自由気ままにフラッとは、今回も無理そうです。  この日は、長崎市役所に用事があり出向きました。すっかり古く

日本一時帰国中 ガチャガチャにハマった日

 今、実家のある長崎に一時帰省しております。先週は、韓国出国&日本入国の準備でバタバタしており、note記事作成に時間を割けませんでした。ってことで、今週のnoteは、帰国後、久々のガチャガチャ体験を、サラッと綴ってみたいと思います。 ガチャガチャ?ガシャポン? 私は、学生時代のころから今までずっと「ガチャガチャ」と呼んでいます。皆さんはどうでしょう?人によっては、「ガシャポン」と呼ぶ人もいるようですね。この呼び名については地域差があるのかなと思って、検索してみましたが、実

「蚊」考

 夫が鬼の形相をする時がある。蚊の存在を嗅ぎ取った瞬間にだ。特に、寝床につく前、「クソ、、眠れなくなるじゃないか」とブツブツ言いながら、何としてでも探し出し息の根を止めようとする姿は、必殺仕事人そのもの。  その気持ちは分かる。刺されたら痒いし、近づいてくる「ブッ~~」という音も不快だ。「音」にとても敏感である夫の苦悩は理解できる。  蚊取り線香やマットを使う手もあるが、そうすると「匂い」に敏感な私が耐えられない。それに加え、窓開けっ放しで寝るため(住んでいるところは、夜に

100記事達成 noteを続けてみた感想

 前回の記事で100回達成したとnoteが親切に知らせてくれた。そういうことに気をかけない私ではあるが、それでも達成感を感じる。  noteを始めた頃、三日坊主の私がどのくらい続けられるのかと、自分に対してたかをくくっていた。だが、意外な自分を発見。毎日更新は無理でも、週1ならやれると自分に言い聞かせた途端、自分の意志とは無関係にnoteに向かっていけ、100記事達成に辿りついた。  そもそも私がnoteを始めた理由は、日本語作文の練習のためだった。詳細はこちらに↓。

「家族の日」が苦手な私(書いているうちに姑と夫への愚痴になってしまった話;;)

「父の日」「母の日」「子供の日」等々の、いわゆる「家族の日」が苦手である。  ここ韓国にも、家族の日は存在する。「子供の日」は日本から伝わっているらしく、同じ5月5日。一方、「父の日」と「母の日」は、「父母の日」として5月8日と定められている。「夫婦の日」「先生の日」もまた5月。  こういう事情で、韓国の5月は、何かと忙しい時期である。日本と同様、天候的にも過ごしやすい季節であるため、「家族でお出かけ」も多くなる。  さて「家族の日」が苦手な私。なぜなのか?  「〇〇の日

スピルバーグ作品「アミスタッド」と先週思ったこと

 もう何度も観た映画。また観たくなった。  数多くのヒット作品を生み出してきたスピルバーグ監督。「インディアナジョーンズ最後の聖戦」、「ジュラシックパーク」や「ターミナル」など。彼は、老若男女、誰が見ても面白いと感じるようなヒット作品を繰り出し、その儲けで、監督自身が本当に作りたい映画を作ることで知られている。  それらの映画は、「ウケ」を狙わずに作られる。そのため、他の彼のメジャー作品のようなエンターテイメント性はないが、観る価値がある作品が多い。私が個人的にとても感動

新年早々明るいニュース^^暮らし系ユーチューバー奥平さんmamiさんお幸せに^^

 いやあ~~新年早々、明るくなるニュースが飛び込んできました。ニュース?そう^^私にとってはニュースなのです(笑)  イラストは、ほっこりさせてくれるnekonosaraさまの素敵なイラストを使わせていただきました^^ありがとうございます。 ここで紹介しております、、、↑ 私の大好きな、元ミニマリスト系、現在は暮らし系ユーチューバーmamiさん。一緒に暮らしていた奥平さん(この方もユーチューバー)と結婚されたんです。  あの小さなワンルームに暮らしていたころから、長い間

note始めて良かった~noteを始めた理由&来年書きたいこと

 年末の慌ただしい雰囲気に浮かれた後、大晦日のNHKで放映されるあの厳かな除夜の鐘を静かに味わい、華やかなお正月を迎える。私は、日本のそんな雰囲気や感じが好きだったんだと思えたのは、韓国に来てからだ。こちらでは、「陰暦」が重要視されているため、日本のお盆に当たるチュソクや正月を陰暦で迎える。そういうわけで陽暦のほうの元旦は、イベントという側面が強い。年末大掃除をすることもなければ、年賀状を書くこともない。お正月準備もしない。何かすると言えば、山へ行き初日の出を拝むということぐ