誰かの田舎になりたいと思ってから半年後、my田舎暮らしがはじまりました
2021年の4月〜5月、福島県は西会津町のダーナビレッジというところで私は田舎暮らしを体験してみていた。
このときの私は、まだ田舎暮らしに憧れているだけで実際にしてみたら大変なんじゃなかろうか、と自分の心に疑いをもっていた。
「女1人で田舎暮らしなんてハードルが高すぎる」
「そもそも都会でしか暮らしたことないんだから、憧れているだけだろう」
「自分はそんなことができる特別な人間ではない」
など、まだ、いろんな声が自分から聞こえてきていた。
ただここで過ごした2週間は、それはそれは大きな経験で、たくさんの大切な出会いや、心の変化があった。
そのあとも色々な偶然が重なって、それから約半年後の2021年11月、ついに暮らしの拠点を西会津にうつした。
拠点をうつすに至ったのは、本当に色々な小さな出会いの積み重ねによる結果だが、決心が着いたのは、ひとときの祐子さんと雄介さんとの出会いがあったからだ。
その話はこちらから。
友達とも、家族とも、兄弟とも、仕事仲間ともなんか違う、おもしろい関係が生まれ始めていた。(なんなんだろう?まだ名前はつけられていない)
さて、この記事を書いたのが8月。
このときはまだ一時的に滞在してみるつもりなだけであった。
しかし8月以降、私はずっとひとときに滞在して、
祐子さんと雄介さんと猫のすーちゃんしらたまと
不思議な共同生活をし続けてきた。
そして2022年4月現在、ついに私は住民票を西会津町に移し、ひとときの裏の空いているお家を借りる手配をし、本格的にここにしばらく根を下ろしてみることにした。
空き家を借りるといっても、場所はひとときのすぐ裏。
まったくひとりで田舎暮らししていくのではなく、
食卓を囲んだり、みんなでいままでのように共同生活しながら、新たに借りた離れ的な家に寝に帰っていく生活のイメージをしている。
開けた家族の在り方というか、オープンとクローズの間のコミュニティになりそうな気がするというか、なんだか、新しい生活の形のようなきがして、ワクワクしている。
とはいえ、まだまだ収入は安定しないし、不安なこともたくさんある。でも不安を解消するために、小さいことから一歩ずつ歩いている。歩き続けることでしか、道は開けないし、不安も取り除けないのだと、最近思うから。
そんなことできるの?大丈夫?と思われるような生活をしているように見えていると思うけれど、大丈夫になるように動き続けるだけという感じだ。
ずっと田舎暮らしに憧れていた。
でも一人じゃ無理だし、憧れているだけで、
やるのは無理かもって思っていた。
でも、いま出来始めている。
それは動き続けているからだと信じたい。
出来ていると胸張って言えるようになるために、
過去の私みたいな人が、希望をもてるように、
これからも動き続けたいと思う。
これは決してひとりの力ではなくて、
動いてきた中で出会ったものことひとのおかげだなぁと思う。きれいごとみたいだけど、本当に。
ぼんやり自分で描いていた夢に、はっきりとした線を書き入れたり、色をつけてくれたり、綺麗な背景を入れてくれたりしているのは、周りの人や環境だからだ。
人生は共作って感じがする。(勝手に壮大。笑)
まだまだ旅路の途中なので、どうなるかわからないけど、
わからないからおもしろいのだといつも思えるように、
余白を残してたのしんでいきたい新生活です◎
\\ 出来ないと思っていた田舎暮らし、でき始めている //