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#デジタル影響工作
NATO StratCom COE グローバルサウスにおけるロシアの活動 反射統制理論の視点から
このレポート「Russian information operations outside of the Western information environment」( https://stratcomcoe.org/publications/russian-information-operations-outside-of-the-western-information-environmen
もっとみるイスラエルが行ったデジタル影響工作キャンペーンはゲーム感覚で参加できる世論操作ツールを含む包括的なものだった
イスラエル政府が世界各国に対して行っていたデジタル影響工作キャンペーンは、すでにopenAI、Metaの四半期脅威レポートで報告されている。
OpenAIの脅威レポートにはなにが書いてあったのか?、 https://note.com/ichi_twnovel/n/nde4210aa157b
Metaの2024年第1四半期脅威レポート、 https://note.com/ichi_twnovel/
ロシア侵攻を正当と信じるのは陰謀論的世界観を信じているためという論文
2024年5月22日に公開された論文「Justifying an Invasion: When Is Disinformation Successful?」( Jan Zilinsky他、 https://doi.org/10.1080/10584609.2024.2352483 )によると、19カ国にわたる調査の結果、ロシアの主張を信じる人々には陰謀論の世界観を持っている傾向があった。
●概要
気になった論文や記事2024年5月24日
5月18日から5月24日の間で気になった論文や記事を簡単に紹介。なお、私が先週気づいたということであって、先週公開されたとは限りません。
●ポーランドのジャーナリスト8年間の軌跡ポピュリストや右派が渦巻くポーランド政治の中で、プロパガンダのツ=ルとして利用されることも多かった。ポーランドのメディアとジャーナリストの8年間の軌跡をコンパクトに紹介した記事。
After eight years o
「ナラティブ戦争の国際政治学ーー標的になる民主主義」は学際的な視点で誤・偽情報の今を学べる貴重な連載
フォーサイトで昨年末から始まった連載「ナラティブ戦争の国際政治学ーー標的になる民主主義」(市原麻衣子、 https://www.fsight.jp/subcategory/ナラティブ戦争の国際政治学ーー標的になる民主主義 )は国際政治学、安全保障など学際的な視点で現在進行形の誤・偽情報、認知戦、デジタル影響工作を解説している貴重な連載だ。
いまのところ、下記の3本を読むことができる。
・イスラエ
気になった論文や記事2024年5月17日
5月11日から5月17日の間で気になった論文や記事を簡単に紹介。なお、私が先週気づいたということであって、先週公開されたとは限りません。
●セネガルでジャーナリストと政府批判者に猛威をふるったフェイクニュース法セネガルではフェイクニュース法によってジャーナリストや政府批判を行った人々が投獄されている。この法律にはフェイクニュースの定義が書かれていないため、恣意的な運用が可能となっている。
Se
気になった論文や記事2024年5月10日
5月3日から5月10日の間で気になった論文や記事を簡単に紹介。なお、私が先週気づいたということであって、先週公開されたとは限りません。
●トランプ就任後のAI規制を準備するテック長者の暗躍テック業界のフィクサーJacob Helbergのグループはワシントンの強力なロビー活動を行っている。最近は中国を抑えるためにTik Tokを追い出し、アメリカのAI優位を確立するためのルール作りを始めている。
アメリカ、フランスをターゲットにしたロシアの大規模作戦CopyCop
Recorded FutureのInksiktグループは2024年5月9日、ロシアが行っているLLM=生成AIを利用した大規模な作戦CopyCopに関するレポート「Russia-Linked CopyCop Uses LLMs to Weaponize Influence Content at Scale」( https://www.recordedfuture.com/russia-linked
もっとみる誤・偽情報対策を見直すために読むべき論文や記事のガイド
ダン・ウィリアムズによって書かれた「The misinformation wars - a reading list」(2024年5月3日、 https://www.conspicuouscognition.com/p/the-misinformation-wars-a-reading )は、誤・偽情報対策を見直すために読みべき論文や記事のガイドだ。
ただし、欧米社会全体で問題となっている多くのト
誤・偽情報対策の決め手? 公衆衛生フレームワークは汎用的な情報エコシステム管理方法だった
2024年4月19日に公開された論文「Beyond misinformation: developing a public health prevention framework for managing information ecosystems」( https://doi.org/10.1016/S2468-2667(24)00031-8 )はコロナ禍でのインフォデミックを反省材料にして、イ
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