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民主主義の現在

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民主主義に関する資料や記事などを紹介します
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民主主義の現在 民主主義を知るための本

たまには時間を見つけて「民主主義」について考えてみてはいかがでしょう? それぞれの本はAma…

LLMから幻覚を取り除くのは不可能ということを数学的、論理的に証明した論文

2024年9月9日、Sourav Banerjee, Ayushi Agarwal, Saloni Singlaらの論文、「LLMs Will Always…

Social Media Labによるオープンソースの選挙広告分析ツールPoliDashboard

カナダのSocial Media Labが公開した各国でMetaに出稿されている選挙広告の分析ツールPoliDash…

最近の新領域安全保障研究所の見所

新領域安全保障研究所の仕事がバタバタしていて、noteの更新がすっかりおろそかになってしまっ…

ニュースに関心を持っているほど、政府やメディアの偽・誤情報脅威ナラティブにはまり…

最近の政府の省庁やメディアによる偽・誤情報脅威論の煽りには目を疑うものも多い。先日、ロイ…

『小説 新聞社販売局』新聞社が透明性を持てない理由がいやというほどわかる本

『小説 新聞社販売局』(幸田泉、講談社、2015年9月)を読んだ。10年前の本だけど、新聞者っ…

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科学論文のバグ・バウンティ・プロジェクトERRORが始動 ファクトチェックにも報奨金を!

nature Vol:632に掲載された「Cash for catching scientific errors」 https://www.nature.com/articles/d41586-024-02681-2 は、科学論文のバグ・バウンティ・プログラムという珍しいプロジェクトを紹介している。 ●概要科学論文のバグ・バウンティ・プログラム=ERRORプロジェクトはベルン大学のデジタル化戦略を推進する基金「Humans in Digital Transformation

フェイクニュースが蔓延し大きな影響を持っているという神話 #偽・誤情報の神話 #…

「誤・偽情報対策を見直すために読むべき論文や記事のガイド」( https://note.com/ichi_twnov

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2024年Q2、Metaの脅威レポートを公開 ドッペルゲンガーはパーセプション・ハッキング…

フェイスブック、インスタグラムなどを運営するMetaが最新の脅威レポート( https://transpare

偽・誤情報ではない情報の方が多いのだから警戒一辺倒ではなく信頼とのバランスを取っ…

我々が日頃接する情報のほとんどは偽・誤情報ではないことは数々の調査研究でわかっている。現…

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警戒主義が広がった結果、プレバンキングは不要になったという論文

実験以前から被験者達が偽・誤情報への警告にさらされていたため、プレバンキングの効果がなか…

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官公庁とメディアは、SNSを見習って透明性レポートとデータアクセスを提供すべきだ

官公庁とメディアはことあるごとにSNSを偽・誤情報問題の元凶として批判するし、マルチステー…

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サイエンスコミュニケーションの新たな課題? X上で科学者は平均よりも多く政治的発…

2016年から2022年にかけて、Twitterを利用していた9万8000人の科学者行動と、1,700人のサンプ…

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「情報セキュリティ白書2024」第4章「4.1 虚偽を含む情報拡散の脅威と対策の動向」を読んだ

「情報セキュリティ白書2024」( https://www.ipa.go.jp/publish/wp-security/wp2024dl.html )に誤・偽情報のことが書いてあるというので、さっそく読んでみた。想像していた以上によくできていて驚いた。日本の事例もかなりちゃんと紹介されていた。日本語だし、読みやすいし、おすすめです。この分野を追いかけている人にとって、目新しい情報があるわけではないが、網羅的に紹介されているので、「これは知らなかった」という発見もあると思う。