【詩】夕方17時の声
動じない心が欲しいと願いながら、穏便に済ませたい日常に辟易している、何を言っても通じないのは、同じ空気を吸えていないからなのか、同じ世界に立っていないからなのか、出来たら、夢で夢を実現させたい、心臓が不規則に嘆いては、肺から汚染した言葉が飾られる、涙は出ない出さない出させない、背後にせまる焦燥感を抑えて、手を伸ばせ、それはどうしても叶えたいたった一つの願い、手で踊れ、視線は合わせない、それが唯一の特効薬、飲み干して、黒に染まった道を歩け、白い明日を迎えられるように。
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