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【レビュー】『能面検事』

ほとんど本を読んでこなかった人間がポツポツ読書を始めました。
そんな人間によるレビューです。カナリ個人的で的外れな内容もあるかと思いますので、その点ははじめにお断りしておきたいと思います…。
(読書記録も兼ねている為、ネタバレを含みます。お気をつけ下さい)


『能面検事』
中山 七里 著 光文社 2020/12/9


●この本について

・オーディオブックのホーム画面でオススメされた
・作者の名前にも見覚えがあった
・検事・警察ものは好きなので気になった

以上の理由から選んでみた。

●あらすじ

全く表情を変えないため《能面》と呼ばれている検事の不破のもとにつくことになった事務官になりたての総領が、ある事件を通して警察のスキャンダルを暴くことになってしまった話。

●レビュー

★★★★☆(4つ)
通勤時間にオーディオブックにて2日で読了。
一気に聞いてしまった。

検事・警察の話はもともと大好き。
だからとっても楽しめた!
読者は総領の視点で読み進めるので、総領と同じく能面検事の考えが分からず予想しながら進むけれど、能面検事がズバズバと我が道を行き、様々な問題が解き明かされ繋がっていく話はとても、とっても爽快だった!

能面の秘密が思いの外サクッと明かされたことにはビックリしたけれど。

●真似したい点

・一つ一つの話が最後につながっていく点
・能面検事の思考を予想しながら進む展開

●う〜んな点

・引きずらなかった
→読了後ロスになるほどの大きな衝撃はなかったかも…と思った

●感想・気付き

とても面白かった!一気に読んでしまうくらいドキドキワクワクしながら楽しめた。
ただ、何か人生に活かせる学びがあったかというと…強く心に残った点はなかったかも…と思ったので、★4つにした。

シリーズ展開されているのを読み終わってから気付いた。
オーディオブックで続編が聞けるのか確かめたいと思う。

検事・警察関連が好きな方にはオススメです!

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