見出し画像

松井守男「夕日が青く見えた日「ピカソが未来を託した画家」が語る本物のアート思考」

・本書は、フランスで画家として50年以上生き、フランス政府から2度勲章を受賞し、2つの万博(愛知・サラゴサ)で、フランスの公式画家に選出された著者が「世界基準の目」から見た日本の現実とあるべき未来について考察した1冊。
・アートは心を豊かにする。そして、感動を生むだけでなく、お金を、またビジネスをも生み出す。アートは特別なものではなく、ビジネスパーソン、政治家といった方々にも、芸術感覚は必須なものとなってくる。
・日本にいたら、世界で1番は見えない。狭い世界から少しでも早く出ること。
・人と同じことをしても意味がないので、まだ、誰もやっていないことをやりなさい。
・絵の値段は自分で決めること。自分の価値も、自分で決めること。
・人間はうまれたときに、みな同じチャンスをもらう。一つひとつの選択で人生の行く末が大きく左右する。間違った選択をすれば、人生も間違える。
・慣例や常識に縛られず、人生を楽しむこと。アーティストは苦痛をバネにするが、生きることをもっと楽しまなければならない。
・コンクールで1位をとっても人の心は動かせない。必要なのは感動。それは、認められようとする意識を、あえて外すことから生まれると著者は考えている。
・本物の個人主義とは、自分の人生に責任と誇りを持つこと。自分を本気で幸せにするから周囲も幸せにできる。
・本書では、「著者がフランスから見た、知られざるアートの世界」「著者とピカソのエピソード」「日本でのアートの学び方で知ってほしいこと」「日本に足りないアートの考え方」「アート思考による日本の変え方」を中心とした内容となっている。
#瞬読アウトプット  #1分書評 #フローラル出版 #ピカソ #感性

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?