あつみゆりか「今度こそなりたい自分になる! 1冊まるごと『完コピ』読書術」
・本書は、3年の専業主婦期間を経て、復職したときに、ビジネスパーソン劣等生で、もがき苦しんだ末に1冊だけをやり抜く「完コピ読書術」を考案し、人生が変わり始め、現在は社会人の学びを提供する事業を複数展開し、2万5000人以上の社会人に学びを提供する著者が、「1冊だけを完全コピーするまでやり抜く読書」の「完コピ読書術」について紹介した1冊。
・「完コピ読書術」は、自分らしい働き方をしたい20代、30代にうってつけのノウハウだ。
・本は使い方が9割、残りの1割は「1冊の師匠本に絞って、やり抜く」ことを決断する、あなたの覚悟である。
・「たくさん本を読むけどあんまり身につかない」という方は、本を読む目的が定まっていないからだ。
・予定やコースを決めずに登山をする人はいない。ほとんどの人が事前に計画を立てて山を登る。
・完コピ読書術は「登山型」読書だ。頂上を目指すときに天候や、地形、自分の体力を考慮し、最適なルートを決めて、ひたすら進む読書なのだ。
・1冊に書かれたノウハウを、何度もしつこく実践して「なりたい自分」に近づいていく。これが、人生を変えるほどのインパクトにつながる「完コピ読書術」なのだ。
※著者は本書で「読書の誤解」(多読はエラいなど)について述べているが、詳細は本書をお読みください。
・著者は、完コピする本を「師匠本」と呼んでいる。「師匠本」はまさに「師匠」のように一定期間、教えを請い続ける存在であり、ずっと一緒にやっていくパートナーのような存在だ。
・この「師匠本」探しは、最初に終わらせなくてはいけない。先延ばしせず、一気にやること。
・師匠本を選ぶ最初の心得として、「この人なんか好き」という感覚に従うこと。
・リアルな人でも、映画やアニメのキャラでも、好きな人の言葉は響いて心に残る。これは本も同じことが言える。
・本には多かれ少なかれ著者の性格がにじみ出るもの。ですから、まず読んだときに「なんか好き」「憧れる」「面白い」「カッコいい!」など何でも良いのでポジティブな感情がわき出てくる本は、それだけで「師匠本」候補と言える。
※「師匠本」選びの心得として、本書では5つ紹介されているが、その詳細はお手にとってみてください。
・本書は、「『運命の1冊』と出会う」「『運命の1冊』を読み切る」という2部構成となっており、
◇著者の師匠本『もしドラ』との出会い
◇新しい読書習慣3選
◇「師匠本」を100%あなたの中に落とし込む技術
◇読書に入る前にやっておく「儀式」とは
といった、読みっぱなしで終わらせず、夢を叶える「本の読み方」の『完コピ読書術』について解説した内容となっている。
読書を通じて、仕事も人生も思い通りにしたい!という方はご一読ください。
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