吉本ユータヌキ「何をするにもやる気がでないので 30秒でモチベーションを上げる方法を教えてください…」
・本書は、「気にしすぎ」な人が少しでも気楽に生きられるヒントになる作品を作りたいと思いながら漫画やイラストを執筆する漫画家でイラストレーターの著者が、
①著者が見聞きした中で「こんな人になりたい！」と思ったすごい人
②科学的な方法から、仕事術、考え方まで、幅広い方法を集められる人選
③30秒で実践できる方法を持っている
という3つの基準でお声がけした8人から聞いた「やる気のいらないやる気術80」について紹介した1冊。
やる気のいらないやる気術80
モチベUP02 「声に出してカウントダウンをする」
・やらなきゃいけないのに、腰が重くて始められない・・・・・・。そんなときは、「5、4、3、2、1、GO！」と「カウントダウン」で自分に発破をかけてみること。
(「今からやるぞ」「30秒後に動くぞ」でも、宣言になっていればなんでもOK)
・これは、心理学の「認知的不協和理論」を使った方法であり、人間は2つの矛盾する状態に置かれると、ストレスを感じて矛盾を解消したくなる。
・「宣言した自分」と「まだ始めていない自分」は矛盾しているので、自分は嘘つきだと感じて居心地が悪くなる。それを解消するために、「始める」ことを自ずと選択するようになるのだ。
モチベUP14「ティッシュにアロマオイルを1滴垂らす」
・受験生におすすめする方法のひとつに、「ティッシュにアロマオイルや香水を一滴垂らして机に置く」というものがある。
・作業に集中するには、前頭葉の働きをうまく制御しなければならない。
・気が散ったときに「ふっ」と香りを感じると、「あ、今、違うことを考えていたな」と自覚して、元の作業に戻ることができるのだ。
・香りは、勉強机などの「場所」や、集中したい「作業」とセットにして選ぶと、作業開始のスイッチの役割となり、より集中しやすくなる。
※作業に集中するための体の「ある部位」について解説しているが、その詳細については、本書をお読みください。
・本書は、
◇精神科医 樺沢紫苑氏
◇作業療法士 菅原洋平氏
◇ブックデザイナー・習慣家 井上新八氏
◇声優 佐々木望氏
◇ディレクター・プロデューサー 石井玄氏
◇天台宗正明寺法嗣 えしゅん氏
◇心療内科医 鈴木裕介氏
◇野球選手 川崎宗則氏
の8名から、サクッとできて効果絶大な「やる気のいらないやる気術80」について紹介した内容となっている。主な項目として、
24 〇〇〇〇〇フォルダだけつくっておく
34 仕事中に、〇〇〇をはさむ
46不安の中に「〇〇〇〇」を探す
57 寝る前に「〇〇〇〇〇〇〇」と思って寝る
65 昇龍拳を繰り出す
78 モチベーションを下げる
などが紹介されている。
その日の気分や天候、時間帯や季節などら条件によって効果は変わってくると思うので、その瞬間にうまく合いそうな30秒を試していただけたら幸いです。
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