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【PR】荒木洋二「選ばれるブランディング・選ばれないブランディング 企業ブランド力向上の鍵を握る『舞台裏』」

・本書は、中小・中堅企業を中心に広報戦略立案、記者発表会開催、個別インタビュー設定、プレスリリース作成、社内報・広報誌作成など、広報活動を全般を指南、実務してきた広報PR歴26年(2024年1月時点)の著者が、ブランディングの王道である「選ばれるブランディング」の実現するにはどうすればよいかについて解説した1冊。

・ブランドは、「機能的価値」と「情緒的価値」という2つの価値で構成される。この両輪がそろわなければブランドを確立できない。
・最もブランディングに成功している企業の代表として、欧州の有名高級ブランド(=ラグジュアリーブランド)が挙げられている。具体的な(ブランド名として「ルイ・ヴィトン」「シャネル」「カルティエ」など)
・ラグジュアリーブランドは、はるか以前より感性を重要視し、歴史、土地、人物、技術といあブランド要素(経営資源)、つまり情緒的価値に注目し、じっくりと長い年月をかけて育んできた。
・一方、日本企業は自らの歴史、土地、人物、技術についての発信力が弱いためにブランドを確立できていない。要は魅力が伝わっていないのだ。
・これまで日本企業はブランディングに取り組んでこなかった。情報発信に決して消極的だったわけではないが、「選ばれないブランディング」しか行ってこなかったのだ。
※欧州ラグジュアリーブランドと日本の老舗企業は、同じ地場伝統のものづくり企業であり、歴史の長さも変わらないが、それでも差が開いてある。その理由については、本書をお読みください。

・企業は社員や顧客、取引先などの関係者から選ばれ続けることで、持続的な成長を手にすることができる。
・魅力のない会社は、何も生み出せないし、仲間となる同志は集まらないし、そもそも出会えない。何も期待されないし、望まれないし、注目もされない。何らかの魅力がなければ、誰からも選ばれないのだ。一時的、一過性、個人的な理由で選ばれたとしても長くは続かない。
・電通PRコンサルティングが運営するシンクタンクである企業広報戦略研究所では、「魅力度ブランディング調査」を2016年から実施しており、2022年10月に発表された「第7回 魅力度ブランディング調査」で最も多かった魅力は「人的魅力」(37.3%)だった。次いで、「商品的魅力」(33.9%)、最後が「財務的魅力」(28.7%)だった。この順位は、割合のわずかな増減があるものの7年間ずっと変わらない。
・このことから、企業のリーダーや、社員・職人など従業員の言動に魅力を感じていることが明らかになった。
※魅力を感じるために、企業はどのような取り組みをすればよいかについて事例を踏まえて述べられているが、詳細は本書をお読みください。

・本書は、「ブランディングを成功させる秘訣」「『選ばれるブランディング』を知る」「ブランディングに欠かせない『〇〇〇』」「『選ばれるブランディング』を実現する」「自社で実現できる『選ばれるブランディング』」という章で構成されており、
◇自社の「〇〇〇」にある魅力を発見することがブランディングの第一歩
◇米国や日本の先進的企業で解説が相次ぐ「ニュースルーム」とは
◇ブランディングの正体
◇「〇〇〇」だけの情報発信では選ばれない
といった選ばれる企業の秘密や、成功するブランディングを実現するための術が紹介された内容となっている。

相手の心に焼き印する「選ばれるブランディング」について知りたい方は、ご一読ください。

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