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【自己紹介】日本中から「騙される人・損する人」を少しでも減らしたい!

はじめまして。
お金や政治、経済についてのわかりやすい知識を発信している「いち」と
申します。
まずは、このnoteを見てくださってありがとうございます。

僕は「お金」にコンプレックスがあります。

まずは、カンタンにですが、自己紹介をさせてください。

実家は東北地方の「秋田県」。
田舎で生まれ、大学進学を機に上京しました。
都内の私立大学(MARCH)を卒業して、
現在は都内の広告代理店で働いています。

もしかすると、
人によっては、僕は成功しているように映るかもしれません。

でも、実はそんなことはないんです。


僕の家庭は父、母、妹の4人家族。
どこにでもよくいるような、ごく普通の家庭でした。

幼い頃から、僕がやりたいと言ったものは基本的にはやらせてもらい、
欲しいと言ったものは(高いものでなければ)買ってもらえるような
家庭でした。

共働きで、父は会社員(エンジニア)、母は公務員(教員)だったので、
収入面では多少恵まれている方ではあったかもしれません。

ですがある日、僕の家庭は一変しました。

僕が中学生だったある日、
父が精神的な病で、仕事を続けることができなくなってしまったのです。

それをきっかけに、僕の家庭は崩壊しました。

父の病は、薬を飲んだり、定期的に病院に通ったりしても
そう簡単には治らないものだったようで、
(10年以上たった今でも完治はしていません。)

父が病になって以降、
ほとんど母の収入のみで生計を立てなければいけなくなりました。
(父の病のレベルは、同様の症状の方と比較するとそれほど深刻ではなかったようで社会的な保障を受けることはできず、とは言え日常的に働くことはできず基本的に寝たきりの状態でした。)

父も病でストレスが溜まっていたり、
家庭の収入が減ったことで、父と母は日々喧嘩が絶えませんでした。
妹はその状況を受け入れられず徐々に家庭に関心を持たなくなり、
僕しか父と母の間を保つ人がおらず、僕はいつも喧嘩の仲裁に入っていたのでストレスの多い日々でした。

そんな状況なら離婚すればいいのではないか?
と思われるかもしれませんが、
例えば、僕や妹が将来結婚するとなったときに
相手方の家にあまり良い印象を持たれづらかったり、
離婚=財産分与が必要になるので、
母の貯蓄や退職金をめぐって、民事裁判沙汰になりかねないことを考慮し、父と母は「離婚」という決断をとりませんでした。

そのうち、一つ屋根の下で4人で過ごすことは難しい状況になり、
母と僕、そして妹は、祖母の家で、父のみが実家で暮らすことになりました。

別々に暮らすことになって喧嘩は少なくなりましたが、父の生活費は引き続き母の収入から捻出が必要で、僕と妹も成長して高校生になり、いっそうの出費が必要な時期になったので、僕が高校3年生のときに実家を売却することになりました。父と母が「憧れ」で購入した念願のマイホームで、まだまだ住宅ローンは残っていたのですが、母の収入のみでは返済が回らなってしまったのです。その後、父は1人で安アパートに暮らすことになりました。

僕はそんな地獄のような状況から、とにかく一刻も早く抜け出したかった。だから、大学進学を機に「上京」することに決めました。成績も悪い方ではありませんでしたが、東京のレベルの高い国立大学に入学できるほどではなかったので奨学金を400万円ほど借りて私立大学に入ることに決めました。

その後はアルバイトをしながらごく普通の大学生活を過ごし、卒業してからは東京の広告代理店で働き始め、現在に至ります。(妹も地元に残ることはやはり抵抗感があったようで、やがて上京してきました。現在も父と母はそれぞれ田舎で暮らしています。)

幼かった当時の僕は、父や母、そして僕が生まれた環境を恨んだことも数多くありました。父も母も別に悪い人ではなかったのですが、「病気」になったことや「お金」がきっかけでの喧嘩が日々絶えなかったことがずっと心に残っています。もちろん、もっと大変な思いをされている方もこの日本には一定数いらっしゃるということは理解したうえでですが、それでも当時の僕には受け入れがたい状況でした。


ただ、そこから数年が経って、社会人として働いたり、東京で様々な経験をして学んでいく中で、これは父や母が悪かったのではなく、

・起きるべくして起きたことである
・もっと根本的な問題がある

と感じるようになりました。


僕が思うに、問題は

❶正しい金融教育を受けられる環境が日本にないこと
❷父と母が「リスク」に適切に備えられていなかったこと
❸社会を知らない、学ばないと悪い大人に騙されてしまうこと

だと思っています。


具体的には、

・田舎あるあるの「新築戸建て」を購入をしたこと
→新築は買った瞬間に新築ではなくなる=資産価値が落ちる
→子離れ、老後どのように暮らすかなどのプランがなかった

・父や母が、入る必要のない様々な保険や積立に加入していたこと
→スーツを着た営業マンに言われるがままに、不要な生命保険に
 加入したり、外貨積立の商品を購入したりしていた

・本業と貯蓄のみの資産形成だったこと
→もし給料がダウンしたら…働けなくなったら…という状況を想定し、
 資産を「増やす」アクションが欠如していた

ということです。

なぜそう思ったかというと、東京で様々な人に出会ったり、大学で政治や経済を学んだり、SNSで情報に触れたりするなかで、

・社会を知る&学ぶことで、人生は圧倒的に有利な立場に立てること
・特に地方は、社会を知る&学ぶうえで大きな情報格差があること

を痛感しました。

今はインターネットやSNSがあるから、情報格差はないのでは?
と思われるかもしれませんが、それらを「活用して情報を集めよう」という感覚がなかったり、知識がないために触れても理解できなかったりするので、そもそも「前提」が異なると感じています。


そして、父や母、そして過去の僕のように社会を知らない・学ばない(学べない)人は知らない間に損をしています。格差が開いています。悪い大人に騙されます。

だから僕は、

・正しい知識を学べる環境を作りたい
・損する人/騙される人を少しでも減らしたい

そう思い、発信を行っています。


当たり前ですが、生まれや育ちは変えられません。

ただ、その後の意識や行動、習慣は変えることができます。


「正しい知識」を身につけることによって
経済的・精神的に豊かになれる人を少しでも増やしたい。

このnoteを見てくださった方には、僕が経験してきたこと、学んできたことを生かしていただき、「お金」で困ることを少なくしてほしい。心からそう思っています。

まだまだ僕も学んでいる途中ではありますが、
一緒に「正しい知識」を身につけていきましょう。

noteには、そもそもこの社会・経済はどのように成り立っているのか、政治では何が行われているのか、どうすればお金を増やすことができるのかを綴っていきます。

このnoteが少しでも皆さんが経済的・精神的に豊かになることの一助となれば、幸いです。

それでは、良い1日を。

いちより。

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