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特別編(看護師勉強会)

意識障害があって入れ歯を取ろうとすると、食いしばってしまう患者さんや、指を噛まれてしまう!

どしたらいい?!の利用者様ご家族からの質問あり、

患者の力を緩めさせる、為のテクニック!


①原始反射:ガムラビング法

開口保持、咬反射を軽減する

人差し指の、腹の部分を歯と歯肉の境目に置き、前の歯部分から横に向かって、適切な圧をかけながらこする。
リズミカルに、指を素早く(1秒に2往復ぐらい)


最後に唾液の嚥下を確認する。


②K-point刺激法

反射を利用して、開口を促す。

グローブをはめた指を、頬の歯列に沿って奥へ進めて、後方から、口腔内に指を挿入すると、

爪の部分がK-pointに当たり、開口が促さられる

※咬反射が続く時は.和らぐまで待つ、ひたすら待つ。

これらの方法を用いても
開口が保持できず、入れ歯が取れなかったり、口腔ケア困難であれば

歯医者に相談して、開口器を使用しますが、前歯に当たらないように、歯が破損しないようにしないといけない為、難しい。


①、②どちらの方法を使用するにしても、いきなり口を触られると100%拒否されるため、


何の処置であっても、例えば、吸引や、スクゥィージングにしても、

手のマッサージや、肩のマッサージ顔のマッサージと、優しく進めていって、目的地の口腔に達しするように、安心感を与えることが

近道。

セックスの前戯と一緒ですね笑

前戯無くして、看護、介護近道なしですよ。
たくさん触れ合って、マッサージしましょう。

と、家族さんに指導したところ、入れ歯取れやすくなりました!と
お声いただいたので、

天にも昇る嬉しさがあった為、

共有します。

よろしくお願いします。

他にもいい方法があれば教えてください、お願いします!









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