離婚して、実家に帰って、過ごしていた話と転機

離婚して、両親がピリピリして良いる中、家事手伝いをしながら、スポーツジジムに通い、
出会った真ちゃんと毎晩、過ごしていました。

真ちゃんはこの実家の地域が大好きで、休みの日はあちこち連れてってくれて、それなりに楽しかった。

それに6歳下だからなのか、真ちゃん自体のキャラなのか、出ている学校がバカすぎるのか、本当に子供みたいな人で、

私が結婚していた人とは真逆キャラ。

私が過ごして、出会ってきた人達とは全然違う感じだった。

とにかく新鮮だった。気軽な感じがとても良い。

うちは、両親が帰ってくるのも遅いし、弟は自室から引きこもって出てこないし、

真ちゃんを家に呼んで、お礼に唐揚げパーティをしたり、
お好み焼きしたり、好き放題していました。

真ちゃんは不動産関係の仕事をしていて、いずれは独立したい、と言っていました。

真ちゃん「どんな人がいい?自営業は嫌?あかりはお勤めの人がいいの?」

毎日、毎日、当たり前のように会って、当たり前のように過ごす、離婚して、居場所のない私にとって、
真ちゃんはありがたい存在でした、
が、好かれるのは想定外…だし

離婚したての身としては、ウザイ、かな。

こういう楽な人と結婚したら、楽なんだろうか。

だけど、真ちゃんは地元では底辺クラスの高校大学。。。。。。。。。

しかもやたら子供っぽい。。。。。。

振った女の子の気持ちも分からなくはない。

試しに父親に〇〇高校、〇〇大学卒の人と私が結婚するって言ったらどうする?みたいな事を聞いたら

父親「それは遺伝子レベルでお断りや。変なもの、入れないでくれ。」

と言った。やっぱりかー。さすが我が父親です。

私も流石に努力してここまで頑張ったのに、馬鹿な遺伝子を入れる訳にはいかんな、と高飛車なことを、バツイチの癖に思っていました。

ただ、この頃、本当に辛い一色にならずに済んだのは、
間違いなく、拍子抜けする程、子供っぽくて、ひっついて離れようとしない無邪気な真ちゃんのお陰だったと思います。

離婚後、2か月目を迎える頃には、何だか1度の離婚の失敗でこけたままの自分がバカらしくなって来て
いずれは、就職したいな、とふんわり思うようになり、イメージする様になりました。

でもこの実家エリアで、就職はイヤなんだけどな。

そんなモヤモヤした思いの中、転機が勢いよく舞い込んできます。

確か看護師四年目くらいだったかな。

寮に入って、大学病院で頑張っていて、お金があっという間に貯まった1千万を、


親に電話で、自慢したら、危ないから、と、あかりが何かあった時にばん!渡せるように親として預かっておく、と言った母親に

母親名義の口座に1千万預けていた事思い出して

私が母親に対して
「昔、渡した、1千万返してほしんだけど。」
と問いかけたら

思いもよらぬ返答が帰ってきました。


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