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フレッシュコンサート

こんにちは。
チェリストの沼田恭果です。
先日フレッシュコンサートを無事に終えることができました。
まずは足元の悪い中、多くのお客様にご来場いただきましたことをとても嬉しく思います。
ありがとうございました。

リハーサルの様子

選曲

いつも迷わずに選曲しているので
今回も特に深い意味はないのですが…
ベートーヴェンのチェロソナタといえば3番
みたいなところが日本ではある気がしてて
それよりも自分の経験値的にみると
ウィーンでの生活をリンクさせやすい4番5番を弾くのが妥当だと思い4番を弾きました。
このコンサートは勉強を終えた人の見せ場なので、
わたしの勉強した最終地点ウィーンには絡めさせたかったというのが一つの理由です。
もう一つは単純に指定時間とぴったりだったという感じです笑

本番では

いつも通り緊張はせず
特に目立ったミスもなく
終演後は温かいお言葉をたくさんいただきました。
特に1楽章は自分の持ち味を存分に発揮することができ、いい評価を受けれました。
2楽章は難しいフレーズにも果敢に挑み、成功することができました。
改めて本番には強いぞとアピールできたのではないかと思います。

最後に

今回日本に帰国後初のコンサートとなりました。
これまでにもいくつも依頼があったのにもかかわらず、体調不良という自己都合ですべてお断りをしていました。申し訳ございません。
心機一転しこれを機にまた様々なコンサートへの出演を目標に更に精進いたします。
また今日に至るまで、
オーケストラの勉強しかしてきませんでした。
オーケストラが自分のすべてだと思い自分の進むべき道だと思っていたからこそ、自分のキャリアに傷をつけないように必死でした。
しかし今回の経験もあり、自分がソリストとして道を断つ判断はまだ早いと思いました。
これからはソリストとしての活動を更に増やすために
自己プロデュース力を上げ、曲をさらに良く仕上げられるような努力をします。
これからも応援よろしくお願いします。

最後に
わたしと同じ境遇の演奏者達へ
通院して薬と仲良くなって1年以上経過しました。
布団から起き上がれず座ることが困難になったとき、楽器を弾くことを諦めそうになったことがあります。
正直もう復帰は無理かもしれないと思いました。
しかし周りの反応を気にせず、自分がワガママになって、どうなりたいかを想像し希望を持ったとき、
結果が100じゃなかったとしても近づくだけでその先を明るく考えられました。
希望を持てばまた弾けるまたお客様の前に立てる
と強く信じてください。
わたしができたのだから、わたし以上に皆さんはできると思います!
お互いに頑張りましょう💪🏻

読んでいただきありがとうございました✨

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