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いつか本屋さんを

本屋さんが好きなんですよ。

基本的に紙の本ばっかり読んでるからそれを買いに行くためでもあるんだけど、それ以上に本屋さんが好きだから本屋さんに行く。

本屋さんは良い。
なんで良いのかは分かんないけど。

父上が私以上に本好き本屋さん好きで、無駄に本屋さんに赴いてはよく分からん本をチョロチョロ買ってきたりしているのでこれは多分もう遺伝子に組み込まれてしまったんだと思う。

最近はブックカフェもいっぱい出てきて、私もとても好きなんだけど漫画喫茶同様ちょさっけんうんぬんかんぬんとの引き合いもある中でなんかいい、もっとウィンウィンなものが作れないかな、と考えたり考えなかったりしている。

そんなもんで最近なんか作れないかな〜そういう空間みたいなの、と本屋さん個人経営のやり方を調べてみているなどした。

本を買うだけじゃなくて、そこにパズルとかルービックキューブとかが置いてあって黙々と遊べたり、読んだ本の感想とか、最近感じたこととかを好きなように書き残していって、それがまた新しい本になったり。

考えたところでなかなか実現するのは難しいのだが(私のアイデアは基本的に収入源が存在していない)、同時に本屋さんの昨今の経営の難しさを知る。


簡単に言うとこんな感じである。だそうである。↓


そりゃね、ただでさえ紙書籍が電子媒体に成り代わっていってるなかで自粛きちゃったからね、そんな中で「本屋さんやりた〜い」なんて言ってるのね、バカです。

こういうのはね、時代の流れを組んで、先取りして、これから流行っていくものに手を出すのが筋なんですよ。

そう。

でも。

本屋さんが好きなんですよ……

ていうか好きなひといっぱいいるでしょ。

どうするよ。
本屋さん無くなっちゃうよ?

作るしかでしょ。

本来ね、なぜ作るかって、なぜ起業するのかって、自分が欲しいからでしょ。
でも無いから、作るんでしょうよ。

利益に走って時代の先端を走ろうとしてもね、好きじゃなかったらすぐ諦めちゃえるぜ。

でも好きだったらそういうわけにもいかない。
だって欲しいからね。

だからなんか、そういうの、作れないかなあって。


で、そんなこんなを考えてたときに、唐突に自慢させてもらうと、

編集部賞の連絡をいただきましたん。

メールが来たときは「よくがんばりましたで賞」的なやつかなと思ってあんまり気にしてなかったけど、これ見てああ、ちゃんと選んでもらってたんだなと知る。

こうやって見るとだいぶ客観的に読めて反省点はめちゃくちゃあるけど、素直な気持ちをいうと、全SNSアカウントで宣伝したいくらい嬉しい。

就職してから2ヶ月半経って、楽しめてはいるけど、こうやって自分の考えたものを認めてもらえる機会があると、自分で考えたものを形にするのはやっぱり楽しい。

やっぱり、やっぱりそういうことがやりたいんだなと実感してしまう。

もうちょっと頑張って、もうちょっと先、色々つくれる人間になっておきたい。





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