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四字熟語で学ぶ―6○四字熟語の書○四字熟語を考える

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2024年7月の記事一覧

「窺伺傚慕 」を考える

きしこうぼ
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他人のやり方を覗き見して、同じようにやろうとすること。
「傚慕 」は真似しようとしてみること。
郭タク駝という庭師は木を育てるのがうまく、他の人が覗き見して真似しようとしたが、誰も同じように育てることは出来なかったという故事から。
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「窺」 うかがう。のぞく。ねらう。

「伺」 ①訪問する。相手の様子をたずね

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「蜂目豺声」を考える

ほうもくさいせい
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冷酷で残忍な性質の人のこと。
「豺」は気性の荒い、狼に似た山犬のこと。
蜂のように細い目と山犬のような気味の悪い声という意味から。
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「蜂」 膜翅(まくし)目の昆虫。丈夫な膜質の羽があり、高等なはちでは産卵管が毒針となって、ふだんは腹の中にしまわれている。ミツバチ・スズメバチなど種類が多い。

「目」

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