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四字熟語で学ぶ―6○四字熟語の書○四字熟語を考える

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2024年4月の記事一覧

「察言観色 」を考える

さつげんかんしき
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人の言葉や表情、顔の様子から相手の性格や考え方を見抜くこと。
「色」は表情や顔つきのことで、人の表情や顔つき、言葉を観察するという意味から。「言(げん)を察して色(いろ)を観る」とも読む。
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「察」 ①物事にくわしく通じて、あきらかになる。くわしく知る。よく見て、しらべる。
②おしはかる。思いやる。

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「孟浪咄嗟」を考える

もうろうとっさ
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いい加減な処置をとること。
「孟浪」はいい加減で大雑把なこと。
「咄嗟」は急なこと。
対処を考えずに、適当にその場で済ませることをいう。
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「孟」 ①はじめて生まれた子。長子。
②すべての物のかしら。おさ。はじめ。

「浪」 ①大きななみ。
②水の流れるさま。さまようさま。一定のよりどころがない。

「咄

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