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四字熟語で学ぶ―6○四字熟語の書○四字熟語を考える

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2021年10月の記事一覧

「祖逖之誓」を考える

そてきのせい
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命をかけた決意のこと。
目的を果たすまでは、絶対に帰らないという誓い。
「祖に行くときに、戦果を上げなければ二度と帰らないと誓ったという故事から。
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「祖」 ①親の親。直系尊属の二親等。
    ②親の親以前の直系の血縁者。家系の最初の人。とおつおや。

「逖」 ①とおい。はるか。はるか遠く。
    ②遠

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「心曠神怡」を考える

しんこうしんい
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心が大らかで、非常に楽しい気分になること。
「心曠」は心が広く、大らかなこと。
「神怡」は心が喜ぶこと。
岳陽楼の上階に登ると、心が広々として愉快な気持ちになり、栄誉も恥も忘れて酒杯をあげ、喜びで胸が一杯になったということから。
「心曠く神怡ぶ」とも読む。
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「心」 1 体に対し(しかも体の中に宿るものと

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