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話題になった「涙が出るほどいい話」

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テレビやネット、雑誌、新聞、ニュースなどで話題になったお話や有名人の逸話等をピックアップしました
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#実話

天国からの手紙

№426 今回紹介するお話ここでは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)等の掲示板や動画サイトに掲載された涙話を「涙が出るほどいい話」として記事にしています。 今回紹介するのは、読売新聞に掲載されたある女性のお話です。 5歳で母を亡くし、ファミリーホームで育った大学生の梨菜さんを支えたのは、20歳になるまで毎年届けられた、母親が弁護士に託した手紙でした。 記事内容読売新聞オンライン2023年12月04日にこんな記事が掲載されました。 一部を抜粋し掲載いたします。 お母さん、2

亡き父の鼓動を感じながらウエディングロードを歩いた新婦

№388 今回紹介するお話2016年8月6日、アメリカのペンシルベニア州ピッツバーグでとある結婚式が行われました。 バージンロードを歩く花嫁は小学校教師のジェニ・ステピエンさん、そしてその横を歩くのは元大学教員のアーサー・トーマスさんです。 二人は父娘ではなく親戚でもありません。 ステピエンさんの父親は10年前に事件に巻き込まれて殺害されてしまいましたが、父親の心臓はトーマスさんに提供されたました。 ステピエンさんはトーマスさんに、結婚式で「花嫁の父」役を務めてほし

末期ガンの母は、子供のために延命を望まなかった

№195 今回紹介するお話今回紹介するのは、2006年にニュースとなり、日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」でも放送されたという台湾版「一杯のかけそば」のお話です。 このお話の元となったニュース記事、そしてこのお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。 記事内容まずは、記事の内容をかいつまんで下記致します。 魏さん一家は食べることさえままならない農業従事者のお父さんとお母さんそして五人の子どもの7人暮らし。 そんな時、腰が痛くて我慢をし

お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい

№70 今回紹介するお話1978年(昭和53年)、奈良県立明日香養護学校の教員(当時)だった向野幾世さんが、生徒として受け持っていた奈良県桜井市出身の少年の生涯と、彼の作った詩を中心に、少年の家族や仲間たち、障がい者としての苦しみ、喜び、希望などを綴った書籍「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」を出版しました。 この書籍には重度の脳性麻痺を患う山田 康文さんが、自分が障がい児であることで、大変な苦労を掛けているお母さまに宛てた「詩」、そしてお母さまの「返詩」、康文さんの

やけどで右手を失った少女と園長先生との約束 ~人生を変える言葉~

№51 今回紹介するお話「群馬県吾妻郡東吾妻町の曹洞宗長徳寺住職で、仏教の教えを分かりやすい言葉で説くことで定評があった酒井大岳さんが書道講師をしていた若かりし頃、一人の少女と出会いました」 今回のお話は、月刊『致知』2013年10月号 特集「一言よく人を活かす」より、曹洞宗長徳寺住職 酒井大岳さんの記事「道元禅師の愛語の心に学ぶ」からになります。 このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、 併せて紹介していきます。 記事内容ある書道の時間のことです。教壇

ナッちゃんはね…… ~暴風雪から娘を守るため10時間抱き続けた父の最期~

№45 今回紹介するお話今回のお話は覚えている方は多いのではないでしょうか。 2013年3月3日、北海道湧別町で2日から行方不明になっていた同町の漁師岡田幹男さん(当時53歳)と長女の夏音さん(当時9歳)が雪の中から見つかったというニュースです。 岡田さんは暴風雪の中、10時間以上も娘の夏音さんを抱きかかえて体温で温め、いつも歌って聞かせていたという童謡「サッちゃん」の替え歌を歌いながら、最後は夏音さんに守るようにしてお亡くなりになりました。夏音さんは凍傷を負ったものの

臓器移植を受けた花嫁と亡きドナーの父がバージンロードを歩くまで

№41 今回紹介するお話「ダイアナ・ドンナルンマさんは2021年8月に婚約者のコンラン・クレアさんと結婚式を挙げました。しかし、この結婚式には一般的な式とは少し違う点がありました。それは・・・」 2021年に世界中に報じられたニュースなのでご存知の方は多いと思います。 臓器移植を受けたダイアナさんは結婚式に亡きドナーのヘザーさんの父であるダニエルさんと共にバージンロードを歩いた・・・というお話です。 まず、先にYouTube動画をご紹介します。 YouTube(2ch)

ふたりのせかいりょこう ~妹がサンタさんに託した願い~

№27 今回紹介するお話「東日本大震災で当時6歳だった姉を亡くした女の子。毎年のクリスマスには「お姉ちゃんが帰ってきますように」と願っていた。しかし、小学三年生になった年のクリスマス、女の子はいつもと違う願いをサンタクロースに託しました」 これは東日本大震災で当時6歳だった姉の愛梨(あいり)さんを亡くした珠莉さんのお話です。まず、先にYouTube上でアップされたお話をご紹介します。 YouTube(2ch)泣き笑いほっこり『LAN』様 こちらはショートバージョンです