お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい
№70 今回紹介するお話1978年(昭和53年)、奈良県立明日香養護学校の教員(当時)だった向野幾世さんが、生徒として受け持っていた奈良県桜井市出身の少年の生涯と、彼の作った詩を中心に、少年の家族や仲間たち、障がい者としての苦しみ、喜び、希望などを綴った書籍「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」を出版しました。
この書籍には重度の脳性麻痺を患う山田 康文さんが、自分が障がい児であることで、大変な苦労を掛けているお母さまに宛てた「詩」、そしてお母さまの「返詩」、康文さんの