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天国からの手紙


№426 今回紹介するお話

ここでは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)等の掲示板や動画サイトに掲載された涙話を「涙が出るほどいい話」として記事にしています。

今回紹介するのは、読売新聞に掲載されたある女性のお話です。
5歳で母を亡くし、ファミリーホームで育った大学生の梨菜さんを支えたのは、20歳になるまで毎年届けられた、母親が弁護士に託した手紙でした。

記事内容

読売新聞オンライン2023年12月04日にこんな記事が掲載されました。
一部を抜粋し掲載いたします。

お母さん、20歳になったよ…[天国からの手紙]

5歳で母を亡くし、松山市のファミリーホームで育った大学生の梨菜(20)には、ずっと大切にしている手紙がある。

母の順子が34歳で亡くなる直前、将来の娘を思い浮かべてしたため、20歳まで毎年の誕生日に届けるよう弁護士に託していた。

その最後の1通が今月、届いた。

「悲しまない」5歳の約束
梨菜は今、児童福祉司を目指し、福岡のマンションで一人暮らしをしながら、大学に通う。アルバイトをかけ持ちし、課題のリポートや実習をこなす。

化粧品の販売員をしていた母の影響だろうか。メイクの楽しさを知り、鏡を眺めていると、「お母さんに似てきた」と思う。

たった一人の家族だった母を亡くしてから14年余り。困難に直面した時、さみしさで押しつぶされそうな時、母からの手紙を読み返し、その字を指でなぞってきた。

<少しずつ大きくすてきな女の子になっていくのがとてもうれしい>(8歳)

<もう立派な女の子です。お母さんは天国で見守ってるけど、りな自身もきちんと自分を守る事をおぼえてね>(11歳)

<あこがれる男の子の1人くらいはできてしまったかなあ>(16歳)

手紙は成長に合わせて漢字が増え、涙なのか、文字がにじんだ部分もあった。

 <梨菜。心から愛してます>

今月の誕生日。最後の手紙にも温かな言葉がつづられ、母が空から見ているような感覚に包まれた。

「お母さん。私もう20歳だよ。お母さんが願っていた大人になれているかな」


※読売新聞オンラインには梨菜さんの記事がいくつか掲載されていましたのでリンクを貼っておきます。



YouTube

このお話を元に作られた動画がありましたので紹介します。

(2ch)ひまつぶしチャンネル『LAN』

さいごに

私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。

なお、掲載している画像は いらすとや 様、イラストAC様から頂きました。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。


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イッチ
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