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話題になった「涙が出るほどいい話」

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テレビやネット、雑誌、新聞、ニュースなどで話題になったお話や有名人の逸話等をピックアップしました
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記事一覧

夢を諦めかけた中3少女を救ったトラック運転手

№485 今回紹介するお話ここでは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)等の掲示板や話題になった涙話をYouTubeなどでアップされている動画と共に「涙が出るほどいい話」として記事にしています。 今回紹介するのは、航空自衛隊のパイロットになりたいという夢をかなえようと埼玉県から受験のため石川県の日本航空高等学校へ向かおうとしていた少女と母親。しかし大雪のため移動が困難になり夢を諦めかけていた時に、トラック運転手の男性が少女を救ったという、2010年1月22日と23日に北國新聞に掲

娘が亡き父への手紙を風船で「お父さんは元気だ」の返事来る

№444 今回紹介するお話ここでは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)等の掲示板や動画サイトに掲載された涙話を「涙が出るほどいい話」として記事にしています。 今回紹介するのは、NEWS ポストセブンに2014年7月6日に掲載された記事になります。 娘の喘息が酷かったので一家で田舎に引っ越したものの、夫が事故で他界してしまったという女性の投稿です。 掲載時期に関して 前述した通りNEWS ポストセブンに2014年7月6日に掲載された記事になります。また、女性セブン2014年7月

天国からの手紙

№426 今回紹介するお話ここでは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)等の掲示板や動画サイトに掲載された涙話を「涙が出るほどいい話」として記事にしています。 今回紹介するのは、読売新聞に掲載されたある女性のお話です。 5歳で母を亡くし、ファミリーホームで育った大学生の梨菜さんを支えたのは、20歳になるまで毎年届けられた、母親が弁護士に託した手紙でした。 記事内容読売新聞オンライン2023年12月04日にこんな記事が掲載されました。 一部を抜粋し掲載いたします。 お母さん、2

亡き父の鼓動を感じながらウエディングロードを歩いた新婦

№388 今回紹介するお話2016年8月6日、アメリカのペンシルベニア州ピッツバーグでとある結婚式が行われました。 バージンロードを歩く花嫁は小学校教師のジェニ・ステピエンさん、そしてその横を歩くのは元大学教員のアーサー・トーマスさんです。 二人は父娘ではなく親戚でもありません。 ステピエンさんの父親は10年前に事件に巻き込まれて殺害されてしまいましたが、父親の心臓はトーマスさんに提供されたました。 ステピエンさんはトーマスさんに、結婚式で「花嫁の父」役を務めてほし

実の娘に自分の子供を産ませた悪魔(尊属殺重罰規定違憲判決)

№353 今回紹介するお話2024年4月1日から9月27日に放送されたNHKの連続テレビ小説「虎に翼」の劇中で尊属殺重罰規定が違憲であるという判決シーンがありました。 女性は父から何年にも渡って暴力を受け、夫婦同然の生活を強いられ、しかも父の子供を2人出産、その上、流産も幾度も経験。仕事先で出会った男性との結婚に逆上した父に更なる暴力を受け、その末に父を絞め殺したという事件による裁判の話でした。 この話は実際にあったことであり、昭和43年(1968年)の事件による裁判「

犬の十戒 ~犬からご主人への10のお願い~

№312 今回紹介するお話ここでは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)等の掲示板や動画サイトに掲載された涙話を「涙が出るほどいい話」として記事にしています。 今回紹介するのは、あまりにも有名な詩「犬の十戒」です。 この詩を元にした映画「犬と私の10の約束」がありましたね。 この詩に関して調べてみたところ、作者不詳のまま広く世界に伝わっている英文の詩だそうで、日本では「犬の十戒」として知られています。 実は原典があるそうで、ノルウェーのMrit Teigenというブリーダーが

母を慕いて

№305 今回紹介するお話今回紹介するのは、1945年5月4日出撃、亨年18歳で戦死された相花信夫少尉の継母へ宛てた手紙(遺書)になります。 このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。 投稿内容母を慕いて  母上様御元気ですか。 永い間本当に有難うございました。 我六歳の時より育て下されし母。 継母とは言え世の此の種の母にある如き。 不祥事は一度たりとてなく 慈しみ育て下されし母。 有難い母 尊い母。 俺は幸福であった。

にぃにぃのランドセル

№304 今回紹介するお話今回紹介するのは、2024年4月19日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内で放送された特集からのお話になります。 2024年4月9日、兵庫県伊丹市に暮らす豊田 丞(たすく)くんが小学校に入学しました。背負っていたのは、「小児脳幹部グリオーマ」という重い脳腫瘍と闘いながらわずか8歳でこの世を去った兄の陽音(はると)くんのランドセルでした・・・。 このお話を記事及び番組動画、そしてこのお話を元にした動画がありましたので、併せて紹介していきます。

日航ジャンボ機墜落事故乗客 河口博次さんの遺書

№302 今回紹介するお話今回紹介するのは、1985年8月12日の日航ジャンボ機墜落事故の乗客だった河口博次さん(当時52歳)がご自身の手帳に書き記した遺書になります。 この事故によりお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。 このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。 遺書全文マリコ  津慶 知代子 どうか仲良くがんばって ママをたすけて下さい パパは本当に残念だ きっと助かるまい 原因は分らない 今五分たった

長崎に原爆が投下されて79年

№297 今回紹介するお話長崎に原爆が投下されて79年となる2024年8月9日(金)、長崎市で平和祈念式典が行われ、鈴木市長は平和宣言で核保有国などに向けて「核兵器廃絶に向け大きくかじを切るべきだ」と訴えました。 今回記事にするのは、1989年9月16日、米艦船の艦長がささげた花輪を長崎原爆被災者協議会関係者が踏み付けるという出来事になります。 この行為はニュースとなり多くの非難が寄せられた一方、「こうしてしまうほどの事をされたのだから理解は出来る」という声もありました。

5,000円札に込められた真心のリレー

№246 今回紹介するお話今回のお話は西日本豪雨で被災された高下博美さんが突然女性から5000円と「今度は、あなたが人を助けてあげてください」という言葉を貰ったことで勇気が湧き、「恩送り」を実行していったといものです。 このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。 記事内容今回のお話は「withnews 23018/10/13掲載の「セブンで突然、5千円札くれた人…被災地で生まれる”恩送り”」の一部を転載致します。 YouTubeこの

死よりも怖いのは、母さんの涙です 

№238 今回紹介するお話今回紹介するのは、「18歳の回天特攻隊員の遺書」として出回っているものになります。 しかし、これは「創作」であると言われており、「創作」であるという記事がありましたので後述致しますが、ここでは「18歳の回天特攻隊員の遺書」ではなく、「青年兵の遺書」として掲載をすることにしました。 このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。 内容お母さん、私は後3時間で祖国のために散っていきます。 胸は日本晴れ。 本当で

ママを忘れないで

№225 今回紹介するお話中華人民共和国中西部に位置する四川省アバ・チベット族チャン族自治州汶川県で現地時間の2008年5月12日14時28分に大地震が発生しました。 四川大地震です。 2008年7月22日に中国民政部の報告では、この地震よる死者は6万9197人、負傷者は37万4176人に上り、1万8222人がなおも行方不明としています。 地震発生の翌日の13日、救助隊員は廃墟の下から女性の遺体を発見、その女性は跪いたまま上半身を前に屈め、両手を地面について体を支えてい

風の電話

№219 今回紹介するお話岩手県上閉伊郡大槌町の三陸海岸を見下ろす丘にある「ベルガーディア鯨山」には私設電話ボックス「風の電話」というのがあります。 ボックスの中には電話線が繋がっていないダイヤル式の黒電話があり、またノートが1冊置かれ、電話機の横にはある詩が掲げられています。 来訪者は電話で亡き人に思いを伝えたり、ノートに気持ちを記載したりすることが出来るのです。 詩風の電話は心で話します 静かに目を閉じ 耳を澄ましてください 風の音が又は浪の音が 或いは小