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とある作家の近況 2024-11-06

 直近1か月の創作関連の状況。いろいろと気づきや発見の多かった1か月だった。そして、初めての文学フリマが楽しみすぎる!

Nolaオフ会2024への参加

 11月2日の土曜日、東京・六本木蔦屋書店の2階シェアラウンジにて、執筆ツールNolaの運営であるindent様主催で、Nolaユーザを対象としたオフ会が開かれた。
 参加者は40名ほど、運営の方々は10名ほどだっただろうか。
 私を含め、遠方から来られている方もいたようだ。

 座談会形式で、トークセッションの前半はNolaのこれまでとこれからについて、後半は商業出版につながる仕組みづくりについてお話いただいた。
 前半のスピーカーはCEOとCTO、後半のスピーカーはCMOとCS担当の方、そして発掘チームの方。

 普段、NolaやNolaノベルなどのサイト上では知ることのできない裏側、裏話を聞くことができて、大満足!
 参加者の方々からもいろんな質問が出て、会は盛況だった。
 個人的には、特にエージェント機能と編集部の掲示板はもっと活用したほうがいいと意識を改めた。

 Nola運営の方々の創作に対するアツい想いやクリエイターを支えていきたいという誠実さ、真摯な姿勢が伝わってきた。
 私としては、次世代作家文芸賞を通じて商業出版の機会をご提供いただいたので、CEOと直接ご挨拶できて本当によかった!
 他の参加者の方々とも交流できる時間があればさらによかったなぁとも思うけれど、今回はトークセッションがメインだったため、また別の機会があれば嬉しい。

 帰りには物販で、Nolaのマスコットである黒猫ちゃんのキーホルダー・ステッカー各2種類とTシャツ白・黒を購入した。
 お土産としてNola特製クリアファイルと手提げ袋、ハンドタオルもいただいた。ありがとうございまぁす!

 今後ともNolaにはお世話になりますので、何卒よろしくお願いいたします!!!

商業出版について

 お仕事もの連作短編小説の企画、通らず――。
 理由はいろいろとありそうだけれど、データ分析・AIという題材がニッチで一般ウケは難しそう(売り上げが立たなさそう)と判断された……?
 キャラ構成もライト文芸的な王道キャストで、ディープフェイクや異常検知、不正調査などエピソードとしてはアトラクティブにしているが……出直してきます。。
 もしかしたら、企画を改訂してどこか別の出版社様に持ち込むかもしれないし(Nolaエージェントが最有力?)、公募に出すかもだし、Nolaノベルなどで連載するかもしれない。今後の扱いについては、要検討。

 小説を書いて世に出せなければプロの小説家としてやっていけないし、書きたい気持ちがある・書いた原稿があるというだけでは何も始まらないという事実を、改めて噛み締めている。
 前回のnote記事でも触れたが、創作活動について考え直すタイミングなのかもしれない(辞めるつもりはない)。
 どのように活動を続けていくのか、文学フリマ東京39が一段落したら少し考えてみることにする。

文学フリマ東京39

 12月1日の開催までいよいよ1か月をきって、準備も大詰め。
 出展予定の連作短編集は改稿段階に入っていて、来週には入稿の予定。
 連作短編集のテーマは《進路》で、各話のラインナップは以下のとおり。
 中高生や大学生はもちろん、社会人の方が読んでも楽しめる内容になっている。

  1. コラボ作品①:中学3年生、受験、百合、白夜

  2. コラボ作品②:高校2年生、友達、内省、借りがある

  3. オリジナル:大学院修士2年生、就職活動、結婚、進学、寝台列車

  4. 《特別収録》アルゴリズムの乙女たち・アナザーストーリィ:大学3年生、仲間、進学、競技プログラミング

 そして、おさかなゼリーさんから表紙絵や挿絵のイラストを見せていただき、「しゅごい……しゅごい……!」と一人で感涙している。
 早くみなさんにもお見せしたい……!!
 ブース番号は《な-27》で、宅急便とお手洗いのすぐ近くの端っこ

文学フリマ東京39・ブース《な-27》

 改めて、会場の広大さよ……! ブースが米粒のようだ!
 こんなにたくさんのクリエイターが一堂に会して作品を出展するというのはすごいことだなと思いつつ、これほど多くのブースの中から私たちのところへ足を運んだり立ち寄ってくださる来場者が果たしているのだろうか、出展品をお買い求めいただけるのだろうか、という不安がつきまとう。
 来てくれるだけでも感謝、お買い求めいただければBIG KANSHAである……!

 詳細はもう少ししたら公開するけれど、連作短編集以外にも、おさかなゼリーさんイラストの関連グッズも出展予定なので乞うご期待!

 よろしくお願いいたしまぁす!


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明治依吹
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