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今日の空とお散歩写真


ぶらぶら歩きます。
空の写真を撮りました。


青を隠すクリーミーな雲。
見ているとほわりと全部が包まれて、
真珠貝の中にいるみたいな気分になる。
太陽は真珠。
大事なひとつ。



真珠がガーネットに。なんだかサバンナみたい。

右からシマウマの群れが出てきたりして。
なんてあいさつしようかな。

「…ジャンボ!水場は混んでましたか?」
「シジャンボ!今ちょうど入れ替わりになりまして、
ヌーの親子が水浴びをしに来られてましたよ」
「それは良いことを聞きました。
ヌーが居られるうちに、お水を飲みに行きましょう。
ありがとう。さようなら。お気を付けて。」
「さようなら。よい夜を。」




秘密の道。人間とすれ違うことがない。
(私の親愛なる鳥博士の滝さんとだけ、2回お会いしました。お互いにびっくり。)




川にかかる橋。
ではなく、飛び交う燕が撮りたかった。
(やっぱりスマホでは写らなかった)
この辺りは、燕のねぐら入りの場所なので、夕方になると物凄い数の燕がやって来ます。

はいそれでは急な詩いきます。

燕のねぐら入り

美しく燃える夕陽
雲がその朱を一面に写す
どこまでも遠い どこまでも深い
空に
落ちていく
黒い点々をばら蒔いたような
何万匹もの燕が空を覆う
洗濯機の中にいるみたいと
滝さんが言った
もう空に落ちていた私は千切れて舞っている
点々のひとつやふたつになったって誰も構いやしない
自由に羽ばたく
力強く舞う
空のひとつとなる
美しいものの一部になる
その刹那


以上。燕は河川敷のヨシ原の中で何万匹と集まって眠るそうです。遠くからやってきます。
みんなが集まるまでねぐらの上をぐるぐると飛び回ります。
毎年見るたびに思う。この世界には美しいもの、本当に沢山の命がある、すごい。
全ての命が美しい。



飛行機ぶーん。基地へ降りてます。




水場に来てみた。ヌーはもういなかった。
そろそろだいぶ赤いです。
川面に映るのは雲に映った赤。




目を閉じたら赤もオレンジも光も無くなって、
もっと川の音が聞こえた。




目を開けたら、輝いていた雲は影になっていた。
木々はもう随分と前からもっと濃い影になってる。
空を縁取るみたいに。だから空がよく見えるの。
あっ。月みっけ。
綺麗だな。嬉しいな。
今日は月齢一日目の月らしい。生まれたてだ。


だんだん暗くなってくると、風に気が付きます。
頬を撫でてくれるからうふふってなって幸せになる。ありがとう。
風よ。私貰ったよ。みんなに優しさを運んでね。



今日は一時間ぐらい川の真ん中にぽつんと座って空を眺めました。
ごろんとしたら、視界は空だけで、お水の音が耳に近くなって(寝耳に水みたい(ちがう))川に浮いてるみたいだなって思いました。
川と空と私だけになった。

今日は沢山空が見れて嬉しかった。
そんなお散歩でした(*´ ˘ `*)





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ゆき
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