🐅自己紹介🐅

2024年3月28日 19:55

はじめに

はじめまして、Ibn-Nimalです！

　記事を閲覧いただきありがとうございます！改めて、Ibn-Nimalと申します。昔、中東系の知人から「トラの息子」という意味のIbn-Nimalと呼ばれたことから、格好いいのでニックネームとして使わせてもらっています🐯
　一昨日Noteに登録して、本日から記事の作成もやっていきたいと思います！どんな記事を書くのか、方向性はどんな風にするか、そういった部分はおいおい考えていきます。
　今回は初投稿ということもあり、自分のこれまでの経歴などを書くことで自己紹介を兼ねたいと思います。どうぞ最後までお付き合いいただければ幸いです。

生い立ち

生まれ：千葉県
育　　ち：某外国、関東、北海道
大　　学：防衛大学校（理工学専攻）
就職先：＃１　陸上自衛隊（施設科幹部）
　　　　　＃２　IT系ベンチャー（AI、CyberSecurity、BlockChainなど）

　主要な生い立ちは上に書いた通りで、幼少のころから親の仕事の関係で転勤族として様々な地域で生活していました。そのため、自衛隊に入ってからも転勤生活を苦に感じることはありませんでした！
　住んでいて特に良かったのは、北海道です🐄雪かきや暖房など大変な面も多くありますが、苦労よりも運転の快適さ、食べ物のおいしさ、旅行先の多さ、人々の雰囲気の良さなどが勝っていると思います☺
　今回の自己紹介では、自身の記憶の中で最も大部分の領域を占めている「仕事」に焦点を当てて人生を振り返ってみようと思います👜

自衛隊と自分

自衛隊生活のスタート（防衛大学校入校）

　私は、家族に自衛隊や旧軍関係者がいるわけでもなく、もともと自衛隊に憧れていたわけでもなく、高校で自衛隊に目覚めたわけでもありません。どうして防衛大学校に行ったのか、と聞かれると熱心に目指した理由は特にない…というのが本音かもしれません。
　入校するにあたってメリットとして認識していたのは、「きっちりした生活を送れば社会人として困らなそう」、とか「就活しなくて済む」とか「仕事のやりがいは十分にありそう」といった感じでした。そういった緩さこそが、防衛大学校を途中でリタイアせずに済んだ要因だったと思います。この辺の詳しい話は、別に記事として書きたいと思います。
　ともあれ、こうして防大に入校し、転職するまでの約12年間の自衛隊人生をスタートさせました。

防衛大学校本部庁舎（引用元"https://www.mod.go.jp/nda/about/campus.html"）

初めての階級章（幹部候補生学校）

　防大在学中は、あくまで学生であり特別職国家公務員の防衛省職員ではあるものの、階級はありません。卒業式の日に初めて幹部候補生陸曹長という階級に任命され、晴れて（？）自衛官としての人生がスタートします。
　私は、福岡県にある陸上自衛隊幹部候補生学校（通称、陸幹校）に配置されました。私たちの頃は、防大卒（通称、Ｂ幹部）の候補生と一般大学卒（通称、Ｕ幹部）の候補生は、同じ区隊で同じ期間を過ごしていました。そこでは、比較的理不尽な生活を強いられながら10ヶ月ほどを過ごしました。

陸幹校の名物100km行進（引用元"https://twitter.com/JGSDF_OCS/status/1328952403757051911"）

ドキドキの部隊配置

　初めての部隊は北海道の部隊でした。幹部候補生学校で同期たちと別れ、いよいよ着隊するという時の、かつて体験したことのない緊張感は今でも鮮明に覚えています。
　部隊に到着してすぐ「あなたの直属の部下です。」と迎えてくれたのは、自分の父よりも歳上の隊員でした。改めて、自分の階級と小隊長という役職の責任の重さを実感しました。
　小隊長として勤務したのは3年ほどと短いながら、時には上下から叱責を受けながら、大半を楽しく過ごしました。23歳の若輩が知識も経験もない中で部隊と隊員を率いることの大変さは言わずもがなですが、非常に素晴らしい経験でした。

訓練の様子（引用元"https://twitter.com/JGSDF_ogori/status/1491909846538534916"）

思いがけない転属

　施設科のＢ幹部は、原則として最初に配置された部隊で6～8年間と長い期間を過ごします。役職としては小隊長から、本部勤務を経て中隊長まで過ごすことが多いとされています。
　私もＢ幹部なので当然同じようなトラックをたどるだろうと考えていたところ、人事交流の取り組みとして異動を命ぜられました。今度は、本部の幕僚（旧軍で言う司令部参謀）でした。
　思わぬ転属であり、人間関係の再構築や土地勘のなさなど非常に苦労しましたが、その苦労も相まって非常に充実した勤務ができたと思います。

冬季訓練の様子（引用元"https://twitter.com/JGSDF_NA_2D/status/1743831068849877357"）

幹部の醍醐味、指揮官職の経験（中隊長上番）

　本部幕僚としての勤務の後、中隊長を拝命しました。小隊長も指揮官職では？という声が上がるかと思いますが、小隊長と中隊長では権限と責任があったく異なります。小隊長が持っているのは、自身の小隊員に対する命令・指示くらいの権限しかありません。対して中隊長は、物品の管理、施設の管理、人事管理など部隊のすべての事項に対して権限と責任を持ちます。
　前傾姿勢で気概を持って勤務していましたが、在任中に選抜試験に合格したため肩透かし感を覚えながら転属となりました。

人生の分岐点となった指揮幕僚課程

　合格したのは、指揮幕僚課程（Commander and General Staff Course、通称CGS）という陸自の最高学府（？）です。CGSをものすごく簡単に説明すると、将軍を育成する研修コースです。幕僚長と呼ばれるポストに就くには、現時点では絶対にCGSを経る必要があります。空自と海自にもCSと呼ばれる同様の課程がありますが、陸自ほど昇進に対する重みはありません。

旧軍の陸軍大学校（引用元"https://www.ndl.go.jp/scenery/data/3/"）

　CGSには最大4回まで挑戦できますが、私は幸いにも1回で選抜試験に合格できました。いわゆる「華の一選抜」と呼ばれるパターンです✌
　ただ、現実のCGSは理想とは異なるものでした。試験基準は不明瞭、教鞭をとる自衛官の適任性も懐疑的、充実感はありませんでした。
　CGS合格！という達成感、そして拍子抜け感から、自衛隊に留まっても自己充実が図れないのでは…？と考え、最終的に転職を選びました。

現在まで

国家公務員から一転、ニートへ

　転職を決断してからまず考えたのは、「絶対ニート期間設けてやろう！」でした。仕事についている以上、休暇を思うがままにとることはできないことがほとんどかと思います。だからこそ、休暇／仕事という概念すらなくしてプライベートの充実を図り、充電マックスで次の仕事を頑張るためニート期間を設けることにしました。
　ただし、お金の問題や気持ちが萎えてしまっては困るのでニートは１ヶ月として、自衛隊勤務で残っていた休暇と合わせて２ヶ月ほどの悠々自適生活を楽しみました。
　国家公務員からの転職、ニートになった時の必要な手続き、転職活動などについては、また別の機会に書こうと思います。

第二の仕事開始！

　ニート生活を満喫した後は、いよいよ第二の仕事をスタートしました！転職先は、７期目を数えるIT系のベンチャー企業が受け入れてくださいました。この会社は、特にAI関連技術、サイバーセキュリティ関連技術（特にハッキング）、ブロックチェーン関連技術やシステム開発などを手掛けており、ベンチャー企業とは思えないほどの活躍をしています！
　自衛隊生活では一切システム開発など技術系の仕事にはかかわらなかったため、新しい会社では技術に関してゼロから勉強しながら働いています。ので、Noteでの発信を通じて知見を深めていこうと思います！

おわりに

　長くなりましたが、仕事（特に自衛官時代）に焦点を当てた自己紹介は以上です。
　これからいろいろと投稿してみたいと思いますので、よろしくお願いします！！