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半年経った現在の心境

こんにちは、Yuyaです。2024年も残すところ1か月となりましたね。今回は、自分の本音を書いていきます。実際には、夏休みなどを含めると半年以上が経過していますが、気にしないでください...IBのカリキュラムを受けることで、自分や周囲の人々がどのように変化しているのかを綴ります。

率直な心情

新しいことを知る、新しいことに出会う。日々成長しているなと思う反面、感情の浮き沈みが激しくなることもある。IBが始まってから、少人数制の授業が始まり、今までの40人授業とは全く違う集中力が必要になった。今までよりも「対話」をする授業、ひとつひとつについて「考える」授業では、すごく頭を使う。時には、先生から厳しく言われることもあるが、それが日本語であれ英語であれ、誰かがしてくれるのではなく自分自身が向き合う必要がある。その際に、自分がうまくできなかったことに対して、不安を持ち始めることが増えてきた。

それは、彼らが今までは勉強する時につまずかなかった「なにか」に直面しているからだろう。その「なにか」は人によって異なると思うが、一例として少人数制であるが故の競争心が挙げられる。他の生徒との比較をした際にプレッシャーを感じることがあったり、そういったことから心が安定しないこともあるだろう。

形式の変化

課題の締切は設定されているが、課題の終わりは存在しない。もっと言えば、課題を終わらすタイミングはそれぞれに任されていると表現した方が正しいだろう。自分が納得するまでで提出するというのがIBの基本スタイルとなりつつある。今まで、100%完璧が良いという価値観のもと、それを目指してきた私たちにとってその感覚を掴むのには時間がかかった。今はその考え方を習得している段階である。

モチベーションの維持

今まで、休日は外に出て何かをするのが普通であったが、最近では外に出ずに家にこもって勉強をする日も増えた。毎日、勉強をしていると当然疲れるし精神的にも参ってしまう。休みが必要なことを理解していても、先のことを考えると、できることは今したほうがいいという考え方になってしまう。個人的にも、いまがいちばん時間に余裕があるから、「できることを終わらせないと」と思ってしまう。しかし、やはり休憩がないと自分にとっても限界がある。特に、勉強へのモチベーションがいちばん大切な精神管理だと思っている。個人的には、進路や大学調べをした際にこの大学に「いま勉強をがんばったら行ける」と言い聞かせることである程度自分の中でコントロールできるようになった。これは、一人一人違うと思うので、それぞれにあった心の管理を心がけてほしい。

「優しく」を意識

やはり、人は切羽詰まっていると他人への対応が適当になることが多い。例えば、友達に何かを教えてほしいということを言われた時に塩対応になることもあるかもしれない。実際に、IBの中でも対応がそっけない人や、勉強だけに囚われてしまっているような人がいると感じることもある。そのような対応をされたときに、やはりあまり良い印象は受けない。時には、そこから対立につながる可能性もある。それを避けるために、私は他者と話すということを心がけている。休み時間、IB生以外との会話、イベントを運営する際の企業さんや団体さんとの会話。そのような会話で、相手と何かをやっていく際にどうすれば良いかと考えていたら、結論「優しく」接することになる。コミュニケーションを常にとり続けることも重要な要素だと思う。

他人のいいところに気づく

人は、意識していないと他人の良さに気づけないことが多い。付き合いが長くなるにつれ、その人の持つ良さが当たり前に感じられるようになり、つい減点方式で相手を評価してしまうこともある。その結果、無意識に相手の悪い面だけを見てしまう恐れもある。だからこそ、相手の良さを意識的に見つけて、素直に誉めることが人間関係の構築として大切だと思う。IBという学習をチームとしてやっている以上、相手へのリスペクトや尊厳が欠けた途端、全てが崩れる恐れがあると思う。

これからのIB生活で意識していきたいこと

自分個人として、他者と比較を極力しないことを心がけていきたいと思う。特に、この比較とは定量的な比較である。テストの点数などに代表される定量的な比較では効果がないと思う。双方がモチベーションを高めるためなどの理由で合意している場合は構わないが、私はそれさえも好まない。なぜなら、点数は、自分の努力次第で向上させることができるからだ。つまり、その努力を支える要素、つまり定性的なものはどんどん真似していくべきだと思う。自分よりも上手な文章を書ける人、数字の計算が早い人がどのような言葉を用いているのか、どのような思考プロセスで問題を解いているのかなどはとても有用な情報になると思う。

全体としては、それぞれが励まし合うような環境を作っていきたい。徐々に、課題が多くなり始め、張り詰めた空気が教室を漂う場面もある。全てが嫌になったり、情緒が不安定になることも誰だってあるだろう。個人的には、「なぜあの人が…」と思うこともあったりするが、できる人たちの中では求められるレベルが高くなるのも当然だと思う。それを、みんな切磋琢磨していると捉えられると全体としても結果的にいい成績を取ることにもつながると思う。個人として意識していきたいことと似ているが、あくまでも数値で一喜一憂しないようにしていきたい。

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