勉強しない子供をどうするか
ほったらかしにして、勉強しないまま、成績も最悪のまま。
それでは大学はいけません。
もし子供のやる気スイッチが突然入れば、それはそれでよいのですが。
ほったらかしでもよい。そうは言ってられない親も多いのが現実です。
さて、それではどうするべきでしょうか?
あまり答えがありません。それこそ、子供と親、家庭の実情はそれぞれ異なり、対処の方法は細かく聞いた後にカウンセラーと考えて初めて進み始めるとも言えます。
一般論がなかなかありません。
それでも次の方法をまずはおススメします。
この方法は簡単ですから。もし効き目があればよいのですが、効き目がなければさらに次の方法に向かいましょう。
まず、子供はどれほど勉強していないかを把握します。
できるだけ子供部屋をなくし、子供部屋は寝るだけという位置づけです。こもっている間はゲームなどをしているだけと考えましょう。
次に、1日の勉強時間を考えます。
もちろん、なにも勉強をしていないということも多々ありますが、1週間を通して、全くやっていないのか、好きな科目くらいは手をつけているのかということです。
さて、ここからですが、「できるだけ」ではなく、必ず、毎日、たとえ30分でも良いので、宿題や課題などの勉強をするようになんども、何度も子供と話します。
もちろん、今までも「勉強しなさい」と怒られてきたことでしょう、
でも、ちょとだけアプローチを変えます。
「毎日30分でいいから」と
30分たったら、もうその日には親が子供に干渉することなく、自由にさせます。
翌日も、必ず30分の学習を。
これは、週末も行います、土曜日、日曜日にも同じように、
できれば、同じ時間帯に30分でも良いので勉強をさせます。
これは、勉強の習慣化を目指しています。
勉強嫌いな子供にこの30分は難関だと思われがちですが、実は親にとってかなりつらい、面倒な行動です。
つまり、親がこれを毎日毎日子供に言う、勉強に付き合うのが大変です。
ここで立ち止まって考えましょう。その大変さを子供自身が感じてしまっている。単純に勉強を「する」「しない」ということではないのです。
ここでは親は毎日子供に向き合い頑張ることしかできません。
子供にとって夜の勉強がどうしても難しいのであれば、朝はおススメです。
親にとっては多少つらいのですが、いつも起きている時間より1時間早く起こして、勉強をさせます。朝の早起きがつらくない子供もいるので、試す価値があります。
ただし、ゲームなどで寝るのがかなり遅い子供の場合は、朝早く起きることが難しいです。睡眠時間をみながら調整します。
この毎日勉強の習慣は、たとえ旅行中でも行います。旅行にはそのための教材をお忘れなく。
ちなみに朝型にされた方は、朝起きて、顔を洗い、朝食を取りながらの勉強です。1時間早く起きることが理想です。親にとってはちょっと難しいかもしれませんが、毎日一緒に起きることになります。