最近の記事

36,000ドルの投資(米国経済(ターミナル)修士課程のお話)

 2019年秋から2021年夏まで、UW-Madison経済学部の修士課程(≠一貫性博士課程の前期課程)で学んでいた。直近でこの経験を後輩に話す機会があり、それを経ての記憶整理という側面も兼ねての人生アーカイブ。 概要 UW-Madisonの経済学部には、学部課程と(一貫性)博士課程とは別に、修士課程プログラムが存在する。  ホームページ上の説明によれば、①PhDは必要ないが、キャリア形成のためにより進んだ経済学の訓練が必要な人、②経済PhDに進みたいが経済学をあまりやっ

    • 休職して米国経済PhD課程に進んでみたら思ったより上手く事が運んだ1年間の話

       人生が一旦行き着くところまで来た感じがあるので、記録を残すためにもブログはじめます。  今回は2023年度のお話(何を思ってそういう選択をしたのか、どういう状況で生活していたのか、とかについて)。 なんで私が米国経済博士課程に? 「経済学オモロい!もっと極めたい!!」という思いは学部3年でゼミに入ってしばらく経った頃くらいから持っていた記憶があるものの、実際にはかなり回り道をした。具体的には、 東大文Ⅱ→経済学部と進んだものの学部卒業後に東京で就職 東京で4年間働い

    • 36,000ドルの投資(米国経済(ターミナル)修士課程のお話)

    • 休職して米国経済PhD課程に進んでみたら思ったより上手く事が運んだ1年間の話