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【第二次育児休暇、始めました。】

我が家の娘が生まれた時、夫は育児休暇を1年半取りました。2012年のこと。長期育児休暇が制度的に男性にも開かれた時期だったと記憶しています。当時、その会社で育児休暇を取った男性の実績は初でした。グループの従業員が数十万人いても、初でした。人事部は新しい時代の幕開けと両手を上げて喜びました。

今、男性の育児休暇は増えつつありますが、気がついたことがあります。育児休暇明けには、働き方がまた元に戻ってしまうこと。育児休暇の狙いとは裏腹に。

我が家はこどもが第二次成長期を迎えるあたりに、こどもの行動は大人のような感じになり、だけども自力では全てができないイライラと、自分の成長に対するいろいろな疑問を持ってくることを感じています。このあたりから、こどもは無条件におとなの話を聞くことがなくなってきます。おとなの矛盾にも気がついています。あの時は可愛かったと赤ちゃんの頃の写真を懐かしむのもこの頃(笑)

発育に合わせて、精神面でも変化が訪れるこども達。ここは母と子という一対一の関係になると緊張感を生むこともあります。そこにもう一人加わることで、関係性に変化を取り入れることができ、いろいろなことに共に前向きに歩めるのではないかと思います。

そこで、第二次育児休暇というものが、制度としていずれはできてくるのではないか?と思いました。

こどもが生まれた時に取得する第一次育児休暇は、親になるとは?という部分の学びと、育児や家事を分担する狙いがあると思います。これに対して、第二次育児休暇は、こどもが成長して家族の関係が変わってきたときに、もう一度コミュニケーションを良くとる時間を持ち、思春期を前向きに乗り越えて、家族はお互いにサポートする存在であるということを再認識するきっかけとなると思います。

最近、娘はなぜNetflixの子供用映画はこの年齢設定なのか?9歳児の発育とはどういうものなのか?と。8歳児が9歳児の発育についてネットで調べている姿に時代を感じます。

第二次育児休暇を始めてみての変化は、会話が増えましたし、教育的な部分でも、二人の大人が関わることでバラエティも増えました。夫はそうするのかとまた学びになります。

娘がハッピーだという回数も増えました。新しい風が入ってきて、楽しさも増え、硬直した感じが減ったのでしょう。

最近は、毎日物づくりをしたり、家族でダイエットに励んでいます(笑)

今後は子供の成長と家族での会話についてシェアしていきたいと思います。

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