イム ジョンホ

Jeong-ho Im | mount inc. | Founder | http://mount.jp

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最近の記事

わたしの師匠、福井信蔵さんに寄せて。

メーリングリストで流れてきたキラ星のような仲間たちとbAをつくったという知らせ。 20歳頃、ウェブデザインに出会いむさぼるようにいろんなサイトを見ていた。とにかくウェブデザインそのものがかっこよく思えて、憧れて仕方なかったのである。 とある日、ヨドバシカメラに行った。ふと目を書棚に落とすと「Web Design Award 1999 年鑑」(信蔵さんデザイン)が目に飛び込んできて、目にしたこともないデザインたちにめちゃくちゃ感動した。その時、何が自分にそこまで刺さったのか

    • 社内デザインチェックで、大泣きした日。

      米道のデザインのプレゼンを聞いている最中に心では泣いていた。 AYANA BALI プロジェクトはクライアントから声をかけられて相当な時間を方向性の提案をし、いよいよ実デザイン作業の時期に入っていた。 最初のデザインチェックの時に、全然できていない、まったくレベルに達していないことを米道に伝えた。その後の2度目のチェック。OKを出すには程遠いデザインだった。 もうなんだか、もしかしたらフィニッシュできないかも知れないという意識がよぎり始める。米道たちの気持ちもすごくわか

      • 僕たちがつくる理由。それは、モノ・コトに共感できたから。

        とある、大御所の写真家にこういう質問をした。 「どういう瞬間にシャッターを押すんですか?」 「イムさん、僕ね、すぐ好きになるんですよ。 だから、被写体が愛おしく思えた時にシャッターを押すんです。」 この言葉を聞いた時、ハッとした。 確かに、自分がものをつくっていくことの原動力ってなんだろうって思い返すと、クライアントのモノやコトが好きだからこそ、自分ごとのように考え、どうしたら目的を果たすことができるんだろうと必死になって行動していたんだと。 巨匠の言葉に納得した自

        • 面倒くさくて仕方ないことをどうせやるなら、納得できるものをつくっていこう。

          はじめまして、mount inc. のイムです。簡単に自己紹介を。 私は、2023年3月末で15周年となる、ウェブサイトの企画制作会社をしている mount inc. ( https://mount.jp ) の代表を勤めているものです。 この仕事をはじめたのが2000年くらいですから、キャリアは22年くらいになり振り返ってみるとあっという間とは言えないものの、ここまでやってこれたか、えらいぞっていうのが自分への評価です。 勉強したくない、仕事もしたくない、できれば楽に