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ガイドブックに記されない、ハワイの魅力

こんにちは。YUKINKOです。皆さん、海外旅行はお好きですか?コロナが世界を変えてしまってから、すっかり縁遠いものになってしまいましたね……。

実際に飛行機に乗って、大好きなあの地を踏むことは難しくても、私は時々過去の旅行の思い出を思い返して気分だけでも浸るようにしています。当時穴が開くほど見ていたガイドブックや、スマホに撮り溜めた写真や動画を見返して。

私は生きがいとも言えるほどにハワイ旅行が大好きです。長期休暇が取れれば、行き先は迷わずハワイ。欲を言えば永住したいと思っているくらい大・大・大好きなのです!

どうしてこんなにも魅了されているのでしょうか。クリームソーダみたいな美しい海、背徳感満載のアメリカンでおいしいグルメ、豊富なショッピングスポット?確かにどれも、ハワイで楽しめる魅力的な体験です。

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ただ、それ以上の魅力を感じるものがハワイにはあります。

私とハワイの出会い

私が初めてハワイに行ったのは、大学1回生の夏でした。きっかけは当時憧れていたモデルさんがハワイのガイドブックを出したことでした。

日本ではなかなか着られないような、ちょっと露出多めで鮮やかな色の南国ファッションに身を包み、顔と同じくらい大きなハンバーガーや虹色のシロップがたっぷりとかかったかき氷を笑顔で頬張る。その無邪気で、はつらつとした姿に憧れました。

入り口はハワイの地そのものへの憧れではなく、ハワイを楽しむあのモデルさんみたいに私もはじけてみたい!そんな思いだったように思います。

初めてワイキキビーチを目にしたときの衝撃は今でも忘れません。

ちょっとオーバーに聞こえるかも知れませんが、世界にはこんな場所があったのか?!と本気で驚きました。

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私はハワイの海を見たその瞬間から、今もずっと心を奪われ続けています。
ハワイへ行くきっかけをくれたあの本には本当に感謝してもしきれません。

それから私は、1年に1回はハワイを訪れるようになりました。コロナ以降は残念ながらおあずけ状態ですが……!(コ、コロナめっ……!)

ハワイに暮らす”ロコ”の存在

ハワイの魅力は語り尽くせませんが、私の思う1番の魅力はハワイに暮らす現地の方々、「ロコ」の存在です。

おおらかで、とびきりハッピーな存在。道ですれ違っただけでも、とびきりの笑顔とハワイ特有のハンドサイン「シャカ」で「アローハ!」と声をかけてくれます。ちなみに現地流のイントネーションは「アロハ〜」ではなく「アロ〜ハ!」という感じです。

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最初はどう返せばいいのかも分からず、恥ずかしくて苦笑いをして通りすぎてしまっていたのですが、3回目の旅行あたりから、負けないくらいのテンションで「アローハ!」と挨拶を返せるようになりました。

それからはより一層ロコと交流がしたいと感じるようになり、チャンスがあれば積極的に会話をするようになりました。何年経っても英会話は上達せず、単語をつなぎ合わせたお粗末な英語なのですが、恥ずかしがらずに大きな声で話せば、なぜか伝わるものですね(笑)

ロコと積極的に交流をするようになってから、私自身の性格も変わってきたように思います。それまでは人にどう見られるかな、相手に嫌われないかなと周囲の目を気にするあまり、縮こまってしまうことがありました。

ハワイでのびのびと生きるロコは、私にこう呼びかけているように感じました。「そんな悩みなんてちっぽけだ!自分がやりたいようにすればいい!」

ワイキキのハーゲンダッツでの出会い

5年経った今でも、はっきりと覚えているロコがいます。それは、ワイキキのハーゲンダッツで働く店員さんでした。20代後半で、よく日に焼けた肌にハワイの伝統模様のタトゥーが印象的な、いかにもハワイ!といった印象のお兄さん。

そのお店はスクープのアイスだけでなく、サンデーやバナナスプリットなどのデザートメニューも豊富で、行列がお店の外まで続く盛況ぶり。

ずらっと列をなしたお客さんを前に、そのロコは行列を気にすることもなく、ノリノリで鼻歌を歌いながら、自分のペースを崩さず非常にゆっくりとデザートを仕上げていました。でも、のろのろと怠けている訳ではありませんでした。

1つ1つのデザートの仕上がりにポリシーを持って、スライスしたバナナ1枚1枚の角度にまで気を配って仕上げていたのです。そして、盛り付けがうまくいくと大きくうなずき、満足げ。

こちらが、そのロコのお兄さん作のチョコレートサンデー。 バナナスライスの美しい角度にお気づきでしょうか……?!笑

周囲の目を気にすることなく、自分がやりたいこと・ポリシーに正直なその姿は、いつも周りの顔色や常識に囚われ、あたふたとしがちだった私に大きな衝撃を与えてくれました。

今の私の仕事観の、大きな軸の1つになっています。

旅に彩を添えるのはロコとの思い出

ハワイの魅力はガイドブックや旅サイトに載っている、美しいビーチやグルメ、ショッピングだけではありません。ハワイの地に暮らす、おおらかでまっすぐなロコの存在が旅に彩を与えてくれていると感じます。

皆さんもぜひコロナが落ち着き、また自由に世界中旅行に行ける日常が戻った時にはハワイ出かけてみてください。そして、恥ずかしいかも……という気持ちをそっと脇に置き、ロコに負けないテンションで「アローハ!」と挨拶を交わし、交流してみてください。

暖かくて美しいハワイの景色のように、気持ちも晴れやかになりますよ。

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