ドキドキワクワクを買えたなら

忙しいって
例えばお金を使う暇もないくらい。
ゆっくり本も読めないくらい。
心(忄(りっしんべん))を亡くすとはよく言ったものだ。

社会人24年目に入ったんだけれど、
やっぱり学生のときのようなドキドキワクワクはないもんだ。

スーパーカーは歌った
「安心を買った」「どうしてか心を売って買った気がしたから」
大学生の僕は滅茶苦茶同意したもんだ。
ただ、サラリーマンになっても「安心」は買えない。
むしろ不安がと引き換えにお給料をいただくような感覚もある。

4月新しい季節は、職場は同じでも仕事の外身も中身も変化していく。
毎年この変化が結構、心身に響く。
最近はちょっと悪い夢を見ているようだ。
寝起きは冷や汗で起きている。

ぼくの妄想心理学的に言えばこれは「防衛反応」だ。
毎朝起きて、気持ちをつくる。
今日も無事やれるかな。

そんな一日やだなって思いながら過ごすのはいつまで続くんだろう。
とはいえ、何もない一日は一週間に二日くらいあって、
それを楽しみに過ごすのも悪くない。

以前にもまして、ネガティブな気持ちとセットで始まった
新年度なんだけれど、
初心に戻ってということなのかもしれない。

24年前、とにかく前に進んでいたな。
やだなって気持ちを飲み込んでいけた。
で、仕事を楽しむことができていた。

頑固な僕だが、24年前のほうが柔軟だったのかもしれない。
あの頃の自分がリスペクトして頼っていた上司みたいになれているかな。

そう、いまは働き始めた若者を迎えている
順番は回ってくるものだ。

心を亡くすって余計なことは考えず
目の前の仕事に向き合うことかもしれない。

今日も仕事が終わったら、ちゃんと切り替えて、
自分の気持ちを撫でてやろう。

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