「真綿で首をしめる」
お互いを責めないのはいいことだ。
いいことなんだろうけれど。
その場にいない人のことを言うこともなくなった。
いいことなんだろうけれど。
もやもやする。
言われないこと、指摘されないことが、
増えている。
なんだか注意しづらくなった。
指摘しづらくなった。
最近昔はよかったみたいなことばっかり書いてしまうんだけれど、
僕自身はたくさん、言われて、指摘されて、怒られて、それで学んできた。
痛い思いたくさんして、今がある。
ここで一旦考える。
実は、指摘されなくても、言われなくても
痛んでいて、つらい思いをしているのかもしれないな。
ただ、言い合うこともなくなった。
良いことなんだと思う。
これは、自分が育った価値観が変わっていることに対して、
逆恨みみたいに僕は思っているのかもしれない。
あんなに苦労して
あんなにつらい思いして、
いまようやく、人並みに働けているのに、
あっさりそれを手にしている人がいて、
ちょっとミスっても、勝手をやっても、叱られないし指摘されない。
そんなのを見て僻んでいるのかもしれない。
相手の仕事に口を挟むのは勇気のいることになった。
だれかに仕事に口を挟まれるのはより煩わしくなった。
ただよくとらえるなら、
目の前の仕事も、職場も変化している、
1年前と違う、間違いなく違う、
それはちゃんと見定めていかないとな。
上手にコメントをして、だれかの仕事のそばにいよう
自分の仕事について、話してもらえるように、聴いてみよう。
変わったことだけ、ぼやいていても
それこそ何も変わらない。
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