たまにはみんなで食べ比べでも
もしも…や、簡単に食事を済ませたい…というときのために、即席麺をいくつか常備するようにしている。
しかし、気がつくと消費期限が…!というときもしばしば
(決して、手料理を頑張っているからというわけではない)。
しかし、そんな私がスーパーや薬局で見つけ、「すぐ食べてみたい!」と買ったものがこちら。
(フレンチなのに、赤・白・青でなく赤・緑・青としたのは
ノーマルなカップヌードルとの混同を避けるため…?
イメージ図の中身も器も白でわかりにくいから…?)
夫も食べるだろうしと各々2個ずつ購入したが、並べながらふと思いつく。
各味を3つずつに分ければ、夫と息子と3人で一度に、それも無理なく、すべての味を食べ比べできるのでは…!
酷暑に外へ出ずとも、休日のお昼ご飯が手軽に楽しくなるのでは…!
この提案に夫も賛成してくれたため、雑とはいえ写真を撮りつつ、他のおかずとともに準備した。
ちなみに、無印良品のレトルトカレーでも同様の試みをしたことがある。
一度に1リットル以上のお湯が沸かせさえすれば、すべて同時に出来上がる。
お湯をカップへ注ぐ、3分後に混ぜて器へ分けていくというときは、冷房の効いた部屋でも暑い。
ただ、材料を切って調理して…といったことを考えれば、なんてことはない。
時系列で写真を並べてみる。
さて、感想。
いずれの麺もラーメンというよりパスタに近く、スープが絡みやすくなっていたように感じた。
イメージとしては、リングイネとフェットチーネの間といったところか。
また、それぞれについて。
・赤 オマール海老のビスク味
オマール海老のビスクってどういうのだっけ…を、すぐ思い出させてくれた。
赤のみ必要なお湯の量が少ないのは、匂いや味、程よいとろみ加減を出すための、材料やその量等の兼ね合いだろうか。
・緑 チキンのシュプレームソース味トリュフ風味
想像以上に白謎肉が入っており、スープのクリーム感も濃厚。
クリームシチューというより、チキンのクリーム煮、ポタージュに近い。
・青 真鯛と帆立のプロヴァンス風ブイヤベース味
ノーマルなカップヌードルに海鮮風味が備わった感じで、他の2つよりもあっさりしていた。
夫曰く、シーフードヌードルに近いらしい。
大食いでなく、飽き性且つ試したがり。
そんな私は、食事を自分が準備するのをいいことに、食べ比べに家族を巻き込むようになってきた。
今のところ、その対象となるものはレトルト(パウチ)もしくはインスタント食品。
一人暮らしのとき、自分ではほとんど買わなかった。
しかし
・備えに対する意識が高まったこと
・思い立ったとき、外へ出ることなく
調理の手間を省けたり、家族でいつもと違う食事ができたりすると気づけたこと 等
から、売り場を見るようになり、面白そうな商品とも出逢うようになった。
取り分けるときは、冷めないうちに…と少々慌ただしい。
食後の洗い物が増えがちというのもある。
しかし、全体としての手間は減るし、ちょっとしたパーティー気分を味わえる。
カレーのときと同様、食後は2人に
「(食べ比べの)お付き合いありがとう。」
と、伝えた。
夫も、いろんな味を一度で試せることを面白がってくれているようだ。
息子には、スープを薄めて取り分けた。
麺ブームのきている彼は、目の前の3つの麺を見て目を輝かせ、あっという間に平らげていた。
簡単にできるものでも、食べ方次第でより美味しく、より楽しく食べられる。
皆の好き嫌いやアイデアなどで、会話もいつも以上に弾むに違いない。
家族や友人と集まれる機会のイベントの1つとして、食べ比べはいかがだろうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?