急に、ゆるやかに (シロクマ文芸部、エッセイ)
変わる時は突然だったり、いつの間にかだったり。
前者の方がわかりやすいことが多いかもしれませんが、気づいたときの驚きや変化前後の差は後者の方が大きいような気もします。
先日より、2,3日おきに1回、子どもと川沿いへお花見散歩に行っております。
今の地域に住むようになってから、春はその川へ行くのが恒例です。
自転車から降り、ただ歩くだけ。
お店や遊具はありませんが、ここでのお散歩は子どもも楽しんでくれているようです。
今日は、鶯が鳴いたり、雀が花びらを散らしたり、鴨が水浴びをしたり…。
花々に限らず、生き物たちも春の訪れを喜んでいるのを感じられました。
iPhone撮影のものですが、一部掲載してみます。
せっかくなので、数日前に撮影したものも。
数年前に同じ地で知った、乙女椿です。
そろそろ買い物へと思った矢先、雨が降ってまいりました。
自転車の子どもの座席には、しっかりとした雨除けがあるので問題ありません。
対してレインコートを持たずに来た私は、雨時々花びらのシャワーを浴びながらのサイクリングです。
スーパーは青空駐輪場のため、そのまま自宅へ帰ることに。
最初は、夕飯どうしよう…と悩んでおりました。
しかし、さすが馬上ならぬ自転車上。
「冷凍庫にシーフードミックスがある!」
あっという間に、献立が決まりました。
無理をして買い足さなくても、今晩分はなんとでもなりそうです。
季節の移り変わりのみならず、自らの家事スキルの向上をも実感できたお散歩でした。
ちなみに、10年足らず前の家事スキルはこんなものでした。
人間、どうしてもできないことがある一方、なんとかなっていくこともあるようですね。
※当記事は、下記企画への参加記事です。