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レオ•レオーニと仲間たちと娘
娘(7歳)と一緒にレオ•レオーニ展を見に行きました。
娘を美術館に連れて行くのは、これが初めて。
年に数回ほど、興味のある美術展を休日にひとりでぴゃっと見に行くけど、いつか、子どもにも馴染みのあるアーティストの展示を娘と一緒に見に行けたらなぁ、と、ずっと考えていた。
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ポスターのねずみと同じポーズ
都内の主な美術館と比べて、板橋区立美術館は比較的規模が小さく、30〜40分ほどで全部見て回れた(私はもう少しじっくり観賞したかったけども)7歳児でも途中で飽きずに楽しめました。
レオ•レオーニはお母さんがオペラ歌手、叔父さんが美術に造詣が深く、家にシャガールやピカソの絵画が飾ってあるような家庭で育ったので、芸術の道を志したのは自然な流れやってんね。若い頃はフォーチュン誌(アメリカのビジネス雑誌)や製菓会社の広告デザインなどを数多く手がけ、アートディレクター、グラフィックデザイナーとして成功した。ばりばり商業デザインをやってた人が突然子ども向けの絵本に方向転換したのがちょっと意外。
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画家友達とやりとりしたセンスあふれる絵葉書が展示されていて、刺激しあえる仲間がたくさんいたんだな〜という印象。はらぺこあおむしで世界的に有名なエリック•カールとも親交があったらしい。70歳を過ぎてパーキンソン病に罹り、手の震えがひどかったけど、それでも製作をあきらめず、晩年まで絵を描き続けた。
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最後のフロアに絵本が置いてあって、大人も子どもも皆真剣に読んでいた。私は読んだことなかったけど「どうするティリー?」という作品は、壁の向こうには何があるんだろう?と知りたがるねずみの話で、ベルリンの壁崩壊を暗に描いているそう。そんなん幼い子どもにはわからんやろ、と思うけど、絵本って案外そういう作品が多いよね。
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娘も私も作ったよ
美術館に入るまではしぶしぶな様子だったけど、見終わって帰宅する頃には「たのしかった!」と何度も言っていたので、挑戦して本当によかったな、と、想像以上の達成感と喜びが湧き上がってきた。私の自己満足かもしれないけど。難しい説明などはせず、7歳児なりに自由に感じたことを大切にしてほしいなと思った。
来年春にヨシタケシンスケ展が増量して東京に戻ってくるらしいので、次はそれを狙ってます!
たい焼き
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