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全人類ハーモニーランドに行けばいいと思うよ2024

どうしてだか知らないが大学の友人たちと一緒に大分県は速見郡、日出町に鎮座するハーモニーランドに行くことになった。

最初はふざけ半分で「ハーモニーランド、行っちゃう??笑笑」というノリから立案された小旅行だったのだが、女子大生4人組で行くとなるとそれなりにカチューシャを想定した格好や髪型など、気合いが入るものだ。

サンリオといえば東京にあるピューロランドで、大分県のハーモニーランド?それって公式なの?と思われる方もいらっしゃるだろうが、正真正銘サンリオ公式テーマパークである。

友だちと4人で入場し、まずはカチューシャを身につけようとグッズコーナーへ。
協議の結果、私はクロミちゃん担当になった。他の3人はキティちゃん、シナモン、ポムポムプリン である。

いい天気

ここでの正装になったところで、ご機嫌うるわしく4人でショーを見る。

かわいいーー。

ここで私たちは一気にサンリオの凄さに引き込まれるのであった。
キティちゃんたちが、「みんな仲良く」という人間にとっていちばん大切なことを思い出させてくれた。様々なキャラクターがポップでファンシーな踊りを踊りながら、世界恒久平和を実現しようとしている(超意訳)。

昼のショーを観終わった頃には、私たち4人(平均年齢21.5歳)はすっかりキティの虜であった。

テンションの上がった私たちはキティちゃんのグリーティングに参加すべくキティキャッスルへ。

良いとこ住んでんなぁ

キティの城を散策すると最後にキティ様とお写真が撮れた。思っていたよりデカくて怖かったという感想。


次はお昼ご飯。

ポムポム先輩とキキララリゾット

思っていたよりもボリューミーで良かった。さすが大分県、サービス精神旺盛である。

次は少し離れたエリアにあるイッツ・ア・スモールワールボートに乗るアトラクションへ。
そのアトラクションがあるエリアへはトロッコのような乗り物で下っていけるシステムなのだが、そのトロッコに乗り遅れるという大ミスをした御一行は徒歩10分ほどの道を歩いて下っていくことに。

そこに待ち構えていたのはとんでもない急な下り階段。
若くなかったら諦めていたが、私たちはまだまだ若いのでへっちゃら。私は転んだけどね。

やっとこさたどり着いたアトラクションは貸し切り状態だった。先のトロッコに乗って行った人たちがいっぺんに乗って、そのラッシュが去った後だったのだ。

けろっぴの家族とかいた。

帰りのトロッコを逃すと夕方のショーに間に合わないので、アトラクションの余韻に浸る間もなく、ガンダで船を降りる。お姉さんが手を振ってくれていたので、小学校専攻の私たちは律儀に笑顔で手を振り返した。次の瞬間から猛ダッシュである。

間に合ったので夕方のショーも見ることができた。

冬衣装かわいいね。


この可愛すぎるクリスマスショーの中で、私はとあるハッピーな事件に遭遇する。

クロミちゃんきたぞ〜

可愛い〜と思った次の瞬間

神ファンサ

耳!!!!アタイの耳つけてるね!!ってしてくれた!!!!!

なんてこった、もう私はアンタにメロメロディだよ。

この一件ですっかりクロミの女(?)となった私はこの後もずっとクロミしか見ていなかった。家に帰っても尚、クロミ担である。

私はサンリオ人気投票は毎年「マシュマロみたいなふわふわにゃんこ」に投票しており、2推しは「けろけろけろっぴ」であった。(私はけろっぴに似た顔をしているので親近感)
逆張り女なので、クロミを好きだというのはなんかダサいと思っていた。

撤回しよう。クロミ、アンタは可愛いよ。

テーマパークにしてはびっくりの17時閉園。健全だね。それでも大満足な1日だった。

そんなこんなで帰路に着いた私たち。
帰りの車の中では、各々の推しがショーでどのように可愛かったかを討論していた。


とにかく全力でハッピーとラブアンドピースを思い出させてくれたハーモニーランド。もっと大きくて立派で楽しいテーマパークは日本中にあるだろう。しかし、私はあの小ささやレトロさに安心する。いつも近くに寄り添ってくれ、心が疲れた時に、幸せは小さくても隣にあるということを思い出させてくれる。
近くに住んでいたら年パス欲しいくらい。

とりあえず、憂鬱はかなり吹き飛んだし、教師が向いてないと感じたら迷うことなくハーモニーランドに就職しようと決意した。


以上、珍しくちゃんとブログっぽい回でした。


総括:全人類、疲れたらハーモニーランドに行け。そしてクロミにファンサを貰おう。

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