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短歌連作「Blue」
耳鳴りよ 工事現場の輝きがあけすけに拳をひらかせて
Life is Party 安っぽい祈りであなたが阿弥陀籤はじめれば
純白の日々だと告げた 情けなく焦げた魚を眺めてる間に
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火を握る 君が吸いこむ鉄粉はどうすればいい Blue Matches
雪は寂しさの号外として鳴いて 素足で駆けていいのだろうか
映画館であなたは小さく頷いてそれから合図となった 全ての
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穏やかな唇の動きはあまりに Blue Perfume 立ちすくんでる
列車から希望(もしくは油彩画の匂い)が過ぎて夜更の円弧
髪を梳く 貰った熱を逃すにはまた強く梳く 耳鳴りの後