受け継がれる、モーツァルト・スピリット…
今年は、ベートーヴェン・イヤー(生誕250周年)ですが、彼はモーツァルトの影響を強く受けています。
とりわけ、
ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 第1楽章/ ベートーヴェン
は、
モーツァルトの交響曲第25番 ト短調 第1楽章や、交響曲第40番 ト短調 第4楽章に似たところがあります。
シューベルトもまた、モーツァルトの影響を受けた一人です。
とくに、
交響曲第3番 ニ長調 第1楽章/シューベルト
は、
モーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』序曲のような高揚感と華やかさがありますね。
最後に、「20世紀のモーツァルト」と呼ばれる作曲家、プーランクを紹介します。
彼のバレエ組曲、
典型的動物/プーランク
における、ユーモラスな愛らしさがモーツァルト的です。
今後は、誰が「21世紀のモーツァルト」になるのか、楽しみですね!