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学生寮と革命
先月、京都大学の熊野寮に機動隊が訪れたそうな。
今や希少となった中核派をめぐる家宅捜索らしい。
ごく一部とはいえ、現代の学生が革命思想に共鳴しているとは、カール・マルクスも草葉の陰から歓喜していることだろう。
しかしながら年季の入った学生寮というのは、革命運動の拠点として果たして相応しいのか。
そこに漂う「古き良き伝統を継承してます感」は旧態依然としていて、むしろ反革命的ですらある。
所変わって我らが母校・東京外国語大学は、北区にあった校舎が2000年に取り壊され、キャンパスは府中市に移転している。
よって今のキャンパス周辺に、歴史ある学生寮など存在しない。
私は京大に嫉妬しているだけかもしれない。