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三度目の殺人【映画感想】

記録21


監督 是枝裕和
脚本 是枝裕和
公開年 2017年
製作国 日本
上映時間 124分
ジャンル サスペンス


ざっくりあらすじ

弁護士・重盛(福山雅治)は、殺人の前科がある三隅(役所広司)の弁護を担当することに。三隅は解雇された工場の社長を殺害し火をつけた容疑で起訴されている。面会を重ねるたびに供述や様子が変わる三隅。この事件の真実とは…


観たきっかけ

映画「怒り」が衝撃的で似たものを観たいなとサスペンス邦画を求めていたら、こちらにたどり着きました

感想

私にとってダイワハウスのCMのイメージが強い役所広司。三隅のような恐い役柄もやってたんですね。

そして、「怒り」に引き続き、広瀬すずもすごい…。演技なのに演技じゃないように観えて、咲江が本当にいるんじゃないかと思わせられます。



罪とは何か。
裁くとは何なのか。

そんな疑問を突きつけてくる映画でした。



洋画をよく観ますが、実話の社会問題が取り上げられていてもどこか他人事というか、フィクションだと思ってしまう節があります。

日本人の私にとって今まで気にしていなかった身近なことに気づくきっかけをくれるのが邦画のいいところだなぁと実感しました。



映像も独特で見ごたえがあります。

雪の使い方が美しく、3人で雪遊びしてるシーンが印象に残っています。

真っ白の画面に3人だけの世界。
ウサギの足跡は三隅と咲江、重盛の生きている世界の境界を象徴しているかのようでした。


雑記

役所広司の他の映画も観たい!
「PERFECT DAYS」「わが母の記」「渇き。」
「CURE」「Shall We ダンス?」等


まとめ

司法に興味のある方はもちろん、
見応えがあるので普段邦画を観ない人にもおすすめです。

重苦しい雰囲気、ストーリー展開なので、
時間と体力に余裕があるときに観るのがおすすめ!

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