自分の「違和感」を信じること〜復職4日で失敗〜
お久しぶりです。あざらしです。
最近、復職に失敗し塞ぎ込んでいましたが落ち着いてきたので執筆をしようと思います。
トントン拍子だった面談
第一志望だった会社は、自分でも驚くほど、4次面接まで終えてトントン拍子で進んでいった。
自分でもかなり手応えがあり、「あぁやっと社会に戻れる」なんて未来の自分を想像してワクワクしていた。
面接官もとてもいい人に見えた。こんなにいい人いるんだろうか、と思うくらいにいい人に見えた。
今思えば、人との関わりをずっと絶っていたためそう見えていたのかもしれない。
「違和感」は突然に
「違和感」を感じたのは突如だった。最終面接の社長面接だった。
その社長さんと話した瞬間、なにか嫌なものを感じた。胸騒ぎはどんどん大きくなっていった。
波長が合わない。いや、前職のブラック企業の会社の上司と似ている。そう思った。
詳しく話していくうちに「これはやばいやつかもしれない」と思った。
ただ、社会復帰しなければならないという焦りから、社長さんの「内定承諾書作りました。一緒に頑張りましょう」という言葉に、嬉しさが勝った。
でも、嬉しさと同時に「大きな違和感」が心に残ったままだった。
社会復帰へ
社会復帰の日は緊張と喜びが勝って、重い足取りながらも会社についた。
すると、会社についてすぐ上司に「じゃ、自分でこれして」とPCを渡された。
何も教えてくれず、指示もしてくれず、私はPCを持って立ち尽くしたままだった。
この時点で「違和感」は更に大きいものになっていった。
誰も何も教えてくれなかった。
放置プレイだった。
でも、やらなければいけないという焦りで、叩き込まれた会社概要等も何も頭に入らず、ぞわぞわ感だけが心に残っていた。
上司からの呼び出し
「あなた、休憩時間も一人で、周りに壁作ってない?全然だめ。コミュニケーションおばさんになりなさい」そう言われた。
会議室に入って急に言われたのである。
私は泣いた。
「休憩時間は一人で過ごしたいです」と言うと「休憩時間も仕事のひとつ」と返され、何も言えなくなってしまった。
体が動かなかった
復職3日目、朝から体が動かなかった。
「体調が悪いので休みます」と連絡をいれ、その日は休んだ。
この時点で自分でもかなりガタがきていたのかもしれない。
その次の日、会社に行き上司に謝った。
すると「どーしたの?体調悪いなら病状を詳しく言って!熱が高くない限りはリモートでも働かせるから」
と怒鳴られた。
「すみません話があります」と私はその怒鳴り声をかき消すかのように言葉を発した。
会議室で上司と2人になり「あなたは何もできないね」という話を延々とされた。休んだこともねちっこく話してきた。
私はまた泣いた。
もう無理だ、と思った。
退職へ
私は復職4日目にしてメールで上司に「退職させてください」と送った。
もう体が動かず、会社に行く余裕もなかった。
上司からは「理由を教えて」と怒涛のメールが止まらなかった。
返信できずにいると、私の会社のアカウントが次々に消されていき、あっという間に退職という形になった。
持っていた会社のPCを返しにいかなければならなかったので、後日会社に行った。
上司に言われた。
「あなたは甘えて会社に馴染めなかった。そういう退職理由ってことだよね」
そう嫌味を言われて「じゃ!さらば」と言われ上司は会社に戻っていった。
「違和感」を大事に
私はこの4日間で、自分の「違和感」を大事にすればよかったと身にしみて感じた。
自分の勘はよく当たる。
とくに大人になると「勘」は当たるものだと思う。
あなたも少しでも「違和感」を感じたら少しでも自分の「勘」を信じてほしい。
いい勉強になった。
次は、自分の勘を信じて行動しようと思う。
皆さんも自分の「勘」を信じて行動してほしいと思う。
そんな私の失敗談でした。
皆さんもう年末ですね。どんな年でしたか。
くれぐれも寒いので体調にお気をつけくださいね。
愛を込めて、あざらしより。
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